2017-11-05

2017角川俳句賞「落選展」表紙

2017角川俳句賞「落選展」

作者名アイウエオ順

第1室 ≫読む ≫テキスト
1. 安里琉太 式日  
2. 青島玄武 優しき樹
3. 青本瑞季 みづぎはの記憶
4. 今泉礼奈 熱がうつる (*)
5. 岡田由季 手のひらの丘 (*)

第2室 ≫読む ≫テキスト
6. 片岡義順 舞うて舞うて舞うて町まで枯一葉(その1)
7. 片岡義順 舞うて舞うて舞うて町まで枯一葉(その2) 
8. 杉原祐之 上堂は難し  
9. 鈴木総史 こゑを探して 
10. 高梨章 そのあかるさを雨といふ

第3室 ≫読む  ≫テキスト
11. ハードエッジ 豚カツ 
12. うそぶく 宮﨑莉々香
13. 柳元佑太 教科書のをはり (*)
14. 薮内小鈴 東都

(*)一次予選通過作品

作者プロフィール ≫読む

1 comments:

匿名 さんのコメント...

『舞うて舞うて舞うて町まで枯一葉(その1&その2)』の落選者より・・
落選展14名の作品を論じるとしましたが、とり止めます・・14作品(38予選通過作品も)と私の「俳句観(論)」との間には断絶=ジェネレーションギャップがある・・読めば読むほどその大きさに絶望した・・もはや私が云々するのは“徒労”“阿呆らしい!”と考えるに至った・・
 “無色無臭人畜無害”“幼稚稚拙”“末期的衰弱”・・日本の歴史や文化との係わり、社会や他者との交わりからも、ここまで乖離したのでは私には俳句と言うより“廃句”だ・・
 近未来的に考えるなら、俳句は「スクラップ&ビルト」の真っ只中にある・・俳句は、100年?ほど先には欧米、アジア、アフリカの文化と混合一体化された「世界の新俳句」(季語は形骸化した超短型ポエーム詩=グローバルスタンダード化=現日本人には想像不可能な575)として、再生を果たしているだろう?・・そのための“スクラップ”とみる・・
 再生のためには、滅びなければならない!
 まあ、暇つぶしに俳句は続けるがこの先は“サロン俳句”に徹したい・・「真剣真っ当な俳句」は、金輪際作らないことにした・・“奥さま方”に喜んでいただける俳句なら他愛はない(笑&笑)・・
 片岡 義順