後記 ◆ 岡田由季
2017年最終号の、週刊俳句をお届けします。今年も一年間、ご愛読ありがとうございました。
個人的には、2017年後半から週刊俳句の当番に加わり、初めての年末年始を迎えることになりました。2018年新年は、続々と届く新年詠に、お正月気分を味わうことになるのでしょうか。楽しみなような、怖いような……。いえいえ、楽しみです。
実は最初に当番の打診があった時、週俳には意欲的な若手メンバーがいるのに、自分のような、マイペースに俳句と向き合っている者が役に立つのか不安で、少し悩みました。けれど、週刊俳句は、確かに意欲的な若手のものでもあるけれど、そうではない、様々なスタンスの俳句愛好者のものでもあると思いなおし、とりあえずやってみることにしました。
まだ参加して半年で、これと言って何をしたわけでもないですが、いろいろな方に刺激を受け、楽しく過ごすことができています。自分の適性や能力に無いことをしようとしても上手くはいきませんから、これからも、自分にできる範囲で関わっていければと思っています。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.558/2017-12-31 profile
■佐藤文香 さとう・あやか
1985年生まれ。句集『海藻標本』『君に目があり見開かれ』。blog「さとうあやかとボク」
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。
■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」
■福田若之 ふくだ・わかゆき
1991年東京生まれ。「群青」、「オルガン」に参加。句集に『自生地』(東京四季出版、2017年)。共著に『俳コレ』(邑書林、2011年)。
■岡田由季 おかだ・ゆき
1966年生まれ。東京出身、大阪在住。「炎環」「豆の木」所属。2007年第一回週刊俳句賞受賞。句集『犬の眉』(2014年・現代俳句協会)。ブログ「続ブレンハイムスポットあるいは道草俳句日記」
■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter
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