中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
第40回 スージー・クアトロ「キャン・ザ・キャン」
憲武●左とん平が鬼籍に入られましたね。「ヘイ・ユウ・ブルース」が流行ってた頃、同じように流行ってたのがこの曲です。スージー・クアトロ「キャン・ザ・キャン」。
憲武●これねー大ヒットしてたんですよ。中一の秋でしたかね。読売ジャイアンツはV9を達成するは、で大変な秋だったですよ。
天気●流行りましたねぇ。憶えてますよ。V9は憶えてないけど。
憲武●スージー・クアトロのベースがものすごく大きく見えるんですけど、スージーQが152センチと小柄だからなんですね。
天気●公称152センチだと150を切ってますね。今頃はおばあちゃんだから、145センチくらいに縮んだかも。
憲武●ラジオでよく掛かってて、TBSラジオの小島一慶というアナウンサーが、「キャン・ザ・キャン 為せば成る」と紹介してたのを、その口調まで妙に覚えてましてね。
天気●為せば成る? 合ってんのかな?
憲武●この頃のスージー・クアトロの曲は、ニッキー・チンとマイク・チャップマンの二人でほとんど作ってまして、マイク・チャップマンによると「ほとんど不可能」という意味で、「缶の中に同じ大きさの缶を入れることは出来ない」というようなことらしいですけど、あまりそのへんの意味はどうでもいいようです。響き重視で。
天気●google翻訳だと「缶はできますか?」。こう歌ってるとしたら、かわいいね。ぜったい違うけど。
憲武●歌詞カードをみると「強引にやっちゃう」とかなり意訳してます。なるほどここから「為せば成る」かと。
天気●洋楽の歌詞翻訳、とってもいいかげんでしたからね。
憲武●日曜に女の子の家に呼ばれて遊びに行くと、みんなで大音量で聴いてました。「48クラッシュ」も入ってたからデビューアルバムかな。
(最終回まで、あと961夜)
(次回は西原天気の推薦曲)
2018-03-04
中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜 第40回 スージー・クアトロ「キャン・ザ・キャン」
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