第573号 勿忘草
季語としての勿忘草は、名前が感傷的すぎて扱いにくい。
ガーデニング的には栽培容易で、秋に種まきをすれば、春にたくさんの小花を見ることができる。ただし、移植は嫌う。
暑さに弱く、夏に枯れるが、こぼれ種で翌年も咲くことが多い。そう思って、あてにしていると、全然出てこないこともある。消えてしまうと寂しいので、思い出して、種を蒔く、そんな花。
●
小誌『週刊俳句』ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら
毎週日曜日更新のウェブマガジン。
俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Tenki SAIBARA
0 comments:
コメントを投稿