2020-04-05

中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜 デヴィッド・リンドレー「ドント・ルック・バック」

中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
デヴィッド・リンドレー「ドント・ルック・バック」


天気●前回から同名異曲つながりで、デヴィッド・リンドレー「ドント・ルック・バック」です。


天気●マンドリンの音がかわいらしい。軽快なレゲエ。メロディは明るくもどこか哀愁を帯びます。微笑みつつ切ない。

憲武●ジャクソン・ブラウンとの共同作業で、よく耳にした名前です。キャリアの長い人ですが、これ、ファースト・アルバムからなんですね。デビューから10年以上経ってからのファースト・アルバム。

天気●はい、1981年の「El Rayo-X」。「化けもの」というインパクトのある邦題で、ジャクソン・ブラウンもプロデュースに名を連ねています。これ、とても好きなアルバムなんですが、そこに入ってる曲です。

憲武●アイズレー・ブラザーズの「ツイスト・アンド・シャウト」もカバーしてますね。

天気●ソングライターではなくプレイヤーなので、すべて(あるいはほとんどが)カヴァーですね。いつだったか(大昔)、ライ・クーダーとの来日ライブを観たんですが、すばらしかったです。ステージの中央にふたり座って、エレキギター2本だけなのに、ものすごいビート。名人ふたりの名人芸に吃驚しまくりました。


(最終回まで、あと862夜)
(次回は中嶋憲武の推薦曲)

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