青へ、或は岸辺から 田中目八
神無月眩暈こそが証なり
空想を繰返せよと枯葉かな
旅夢想布団に初時雨の音に
知ることや愛することや朽葉微光
錘状体捨てて寒林かがやきぬ
連禱の如く冬星座をわたる
沈思から鳥から燃ゆる天狼星
黒鳥の科学に夜は彩られ
氷瀑は異なる知性を記しけり
ものの名を捨てて樹氷の弟子となる
毎週日曜日更新のウェブマガジン。
俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Tenki SAIBARA
青へ、或は岸辺から 田中目八
神無月眩暈こそが証なり
空想を繰返せよと枯葉かな
旅夢想布団に初時雨の音に
知ることや愛することや朽葉微光
錘状体捨てて寒林かがやきぬ
連禱の如く冬星座をわたる
沈思から鳥から燃ゆる天狼星
黒鳥の科学に夜は彩られ
氷瀑は異なる知性を記しけり
ものの名を捨てて樹氷の弟子となる
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