松尾和希さんへ
はじめまして。わたくしのなまえは、こうらんせき(髙鸞石)といいます。
まつおさんが、かどかわはいくしょうに、おうぼしたはいくを、よみました。いっぱいはいくをかいて、がんばりましたね。すごいとおもいます。
わたくしは、まつおさんのはいくが、とてもすきです。とてもすきなので、まつおさんのはいくをよんだかんそうを、かきました。
まいにち、がっこうのべんきょうが、たいへんだとおもいますが、ひまなときに、よんでください。
【まつおさんのはいく】
かぶとむしぶんぶんとぶとぶかぶとむし
おもしろいはいくですね。「ぶ」の字がいっぱいで、かぶとむしがいっぱいいるふうけいがわたくしのあたまにうかびました。「かぶとむし」がさいしょとさいごにあるのもいいですね。かぶとむしは、かっこよくぶんぶんととぶからこそ、かぶとむしですよね。
ふゆりんごいるかみたいにジャンプする
りんごをとろうとしてジャンプしたのですか? 「いるかみたいに」がおもしろいとおもいました。背をのけぞらせておもいっきりジャンプしたのでしょうね。
はるのひのくるみみたいなとりがいる
これも「くるみみたいな」かおもしろかったです。とりのからだのもようが、くるみみたいだったのですか? それとも、からだをまるめたとりなのかな?いずれにしても、すばらしいはっけんだとおもいます。
ふくらんだままでねているこいのぼり
すごいはっけんでびっくりしました。こいのぼりなおいてあるのをみて、「ねている」といったところが、まつおさんらしいですね。こいのぼりが、ほんとうのこいみたいに、いきているようにかんじました。
はすのはにみずがたまっておもしろい
きれいなはいくですね。「おもしろい」がよいです。「おもしろい」ことをそのまま「おもしろい」といえるまつおさんのかんかくは、すばらしいとおもいます。
てんめつがはやいのがげんじぼたるだよ
ほたるをよくかんさつしてますね。「だよ」がよいとおもいました。このはいくをよむと、まつおさんにはなしかけられているようなかんじがして、したしみのわくはいくです。
ピザはんぶんきってまだまだピザのこる
おなかいっぱいピザをめしあがったのでしょうね。「まだまだ」ということばから、ピザの、たべてもたべてもなくならないほどの大きさがたしかにつたわってきます。「ピザ」ということばを二かいつかっていることからは、このピザはいつなくなるんだろう、と、ピザを見つめているまつおさんのまなざしがつたわってきます。
サンタからもらったちきゅうぎこわれたよ
どうして、また、どのようにちきゅうぎがこわれたのでしょうか。いろいろなことをかんがえさせてくれる、すごいはいくだとおもいました。「ちきゅうぎがこわれたよ」ということばから、わたしは、いま、せかいでおこっているさまざまなもんだいのことをおもいました。
【さいごに】
まつおさんのはいくをよんで、わたくしは、げんきをいっぱいもらいました。ぜひ、これからも、このせかいの、とりや、むしや、けもの、やま、うみ、かわ、いし、はっぱ、ビルやひこうきなど、いろいろなものをみて、はいくをたくさんかいて、たくさんのひとをげんきにしてあげてください。わたくしもまつおさんにまけないようにがんばりたいとおもいます。
はいくかいから、ほされたにんげん
こうらんせき(髙鸞石)より
≫追記【著者の意向により、未成年の閲覧は非推奨とさせていただきます――小誌運営】
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