【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】
ワイノナ・ジャッド「Burning Love」
天気●寒いですね(毎週言ってます)。寒いので、熱い曲を。
憲武●私も観ました。確かその前年に「エルヴィス・オン・ツアー」っていうドキュメンタリーをテレビでやっていて、エルヴィス熱が高まっていた時期ですね。
天気●カバーがやたら多い名曲です。YouTubeで「burning love cover」で検索するとたくさん見つかります。日本のThe Lady Shelters というバンドのカバーもなかなか楽しいですよ。
憲武●確かに楽しいです。朱里エイコのカヴァーもありました。
天気●ワイノナ・ジャッドはカントリー歌手にありがちな合衆国では有名、こっちでは全然知らないという。それはともかく、堂々たる歌いぶりは(ついでに堂々たる体格も)、女性版プレスリーという感じ。
憲武●僕も知りませんでした。迫力ありますね。
天気●ロックンロールは、こういう色恋しか頭にないという、シンプルな歌がやっぱりいちばんです。終わり近くの繰り返し「hunk hunk of burning love♪」。「hunk」は塊とかスラングで「たくましい男、いい男」とか「でぶ」という意味だそうですが、私たち日本人には「ほかほか・バーニング・ラブ」と聴こえて、その意味でもあったまる曲です。
(最終回まで、あと630夜)
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