【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】
Pato Fu「ラヴ・ミー・テンダー」
天気●寒くなってきましたね。ちょっと落ち着いた雰囲気で、エルヴィス・プレスリーの名曲「ラヴ・ミー・テンダー」を。
天気●ラジオから流れたときに、声に魅了されまして、調べてみると、Pato Fu はブラジルのバンド。唄っているのはフェルナンダ・タカイという日系の人でした。
憲武●この声はいいですね。聴いたことあるような気がするんですが、思い出せないような、そんな懐かしさのある声といいますか。力の抜けたような。
天気●導入から鳴っているのは、ライブを見るとわかるのですが、パンチ穴式のオルゴール。これがもうムードたっぷりです。
憲武●このオルゴール、初めて見ました。手回し式なんですね。
天気●曲の後半も、バックの音が少なくて抑制的。バンドとしてそういうかんじ、というのはアコースティックなかんじなのかと思いきや、ビートの効いた今風の楽曲もあって、なかなかに幅広い。
憲武●悪くない。というか相当いいんじゃないですか。
天気●これまでまったく知らなかったバンドで、まだまだ魅力的な音楽があるなあ、無数にあるな、というかんじです。
(最終回まで、あと632夜)
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