足跡の化石
小笠原鳥類
詩の雑誌「幻代詩アンソロジー」Vol.5(ライトバース出版、2025年10月)。俳句もあります。岡村知昭「産毛」から、少し読みます
「白南風や残念ながら河馬は発つ」
始祖鳥が、宇宙から来たイソギンチャクを知っているミミズクに、似合う。
「足跡の化石買いたし花氷」
知らないワニが多いキツツキもいる公園で蟬が、イグアナだイグアナだ(ピアノ、どこにあるのか)
「噴水や蹴るべき缶の見当たらず」
泡、ハム(透明なエビのようだと豆腐を歌っている妖怪が、いいリュウグウノツカイだ)
「朝凪のふたりの埴輪づくりかな」
にわとりシーラカンス(建物を塗る動物が、窓があると思っている鳩の怪獣だ)あると思います
「日時計に鱗粉の降る午前かな」
思い出した(ピラニアを持っている金属の)畳と笑っているスポーツのボール、ボール
「懸垂に戻らなくては昼寝覚」
ペンギンと、次のペンギンを(言っているアンモナイトだ)柿。絵の具、俺、取り扱う鰺(と、象)
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