2026-04-19

【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】アンディ・ウィリアムス「Music to Watch Girls by」

【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】
アンディ・ウィリアムス「Music to Watch Girls by」


憲武●先週のコーデッツの「ロリポップ」の中で、指を口に入れて鳴らしていた人物を取り上げてみたいと思います。アンディ・ウィリアムスで「Music to Watch Girls by」(1967)です。


憲武●邦題は「恋はリズムにのせて」ですね。この曲もやはりカヴァーの多い曲で、どこかで耳にされてる方も多いんじゃないかと思います。

天気●どこかしこで流れていた感じです。テレビとか。

憲武●アメリカではインストゥルメンタルのボブ・クルー・ジェネレーション盤の方がヒットしてたようなので、そっちもわりとどこかで耳にしてるんですよね。こちらです。昔はこの手のイージー・リスニングがわりとヒットしてました。最初イージー・リスニング盤がヒットして、そのうち誰かが歌入りでカヴァーするというパターンが多かったような気もします。

天気●ぱっとは思いつかなくて、「恋は水色(L'amour est bleu)」がそうかなと思って調べると、ヴィッキー・レアンドロス(単にヴィッキー)による歌唱が先でした(1967年)。ポール・モーリアのイージーリスニング/インストはその翌年。

憲武●うーんと、そうですね。思いついたところでは、「蜜の味」、「コンドルは飛んでゆく」、「太陽の彼方」。と、それと「スマイル」などでしょうか。この「恋はリズムにのせて」に戻りますと、わが邦では、稲垣潤一と荻野目洋子のデュエットヴァージョンがあります。原曲がやはりいいんでしょうね。どうアレンジされても魅力的な仕上がりになってます。

天気●イージーリスニング特有、かつ60年代ポップス特有の、チープ感(悪い意味じゃないです・以下同)に、歌謡曲特有の安物感、かつ日本語訳詞にありがちな安物感が加味されて、なんとも言えない。

憲武●アンディ・ウィリアムスはいろいろな曲をカヴァーしてますが、「ムーン・リヴァー」が有名ですね。それとか「ゴッドファーザー愛のテーマ」など聴いていると、本当に歌の上手い人だなと感じます。

天気●オリジナルが思いつかないくらい、カヴァーのイメージが強いです。

憲武●そうですね。私もカヴァーの人という印象です。子どもの頃、アンディ・ウィリアムス・ショーを毎週観てたんですが、そこにオズモンド・ブラザースがよく出ていて、感情移入しちゃって子ども心にハマりました。ですのでジャクソン5より、オズモンド・ブラザースの方が親近感があります。

天気●兄弟姉妹やら家族で、というグループ、ありましたね。パートリッジ・ファミリーとか。

憲武●パートリッジ・ファミリーといえば、デビッド・キャシディですね。アンディ・ウィリアムスについてはいつかここで取り上げてみようと思ってましたが、思いがけないかたちで取り上げることとなりましてハッピーです。

(最終回まで、あと567夜)

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