【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】
MIKI「ca pik un peu quand meme」
憲武●半年に一度、下北沢の小さなバーでDJをやらせてもらってるんです。この間あったんですが、その時仲間のかけた曲でよかった曲があるんで、それをアップします。MIKIで「ca pik un peu quand meme」。
憲武●このMIKIっていうひと、MIKI Duplayとも表記されたりしてますが、フランス系韓国人のようです。去年、「Industry Plant」というファーストアルバムを出したばかりとか。
天気●いいですね。軽やか。ちょっと切ない感じもある。変な言い方ですが、若い人の日記的エッセーみたいな味わい。
憲武●初めて聴いて、即いいなと思いましたので、その場ですぐにShazamに取り込みました。下北沢のバーで聴いたとき、うすいピンク色の情景がパーっと広がって、心はずむ心優しい感じになりました。
天気●へえ、「Shazam」って初耳です。調べてみると便利そう。
憲武●たいへん便利で重宝してます。PVを観ると、アニメが歌詞の世界を表しているようですね。孤独や、友人と恋人の間とか、別れ、最後に男性がフラれる、などが象徴的に描かれているんでしょうか。歌詞がフランス語なのでよくわかりませんが。
天気●ネットの翻訳によれば、「もう6週間以上、自分ひとりのための食事をつくってる」とか、「ドアベルの音がしたと思ったら、いつも下の階」とか、一人暮らしの「あるある」? タイトルは「ちょっとチクチクする」とか「ちょっとイライラする」みたいな翻訳案が出てきます。いずれにせよ、日常! な歌。
憲武●なるほど。pikが「チクチク」ということなんでしょうか。音楽を聴いて、一瞬で好きか嫌いかがわかるって、どういう感覚なんでしょうね。DJの仲間たち(大学時代の同級生、映研の後輩など)は、みんな音楽の好みがわりと共通で、信頼関係もあるんですが、そう言ったことが影響してくるような気もします。今回は相性がよかったということでしょうね。
(最終回まで、あと563夜)
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