後記 ◆ 村田 篠
先日、近所のシネコンで映画を観たのですが、観客は私を含めてふたりでした。劇場で観る映画人口が減っているとはいえ、この少なさは久しぶりです。
これまで一度だけ、ひとりでスクリーンを独占したことがあります。ぶじ映画が終わり、ふと、ひとりも観客がない場合も上映はされるのだろうか、もちろん粛々とされるのだろう、などと思いながら、劇場を後にしました。
誰も観客がいない劇場で、映画がスクリーンに映し出される情景はどんな感じなんだろうか、ひそかに覗いてみたいと思いますが、ひそかであれなんであれ、その空間を覗いた瞬間に、そこは無観客ではなくなってしまうわけですから、その空間は、存在するにもかかわらず確認することができない、という矛盾を孕んでしまいます。
そういう空間、意外にたくさんありそうですよね。
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.1004/2026-7-19 profile
■井口可奈 いぐち・かな
1988年北海道生まれ。zine「たぶんサワークリーム」(俳句と短歌と小説と一言)「ねむるまえにかたまれ」(小説とイラスト)など。第一回円錐新鋭作品賞うずまき賞。
1988年北海道生まれ。zine「たぶんサワークリーム」(俳句と短歌と小説と一言)「ねむるまえにかたまれ」(小説とイラスト)など。第一回円錐新鋭作品賞うずまき賞。
■工藤 吹 くどう・ふき
2001年生。「むじな」に参加。
■大塚凱 おおつか・がい
1995年千葉生まれ。「ねじまわし」を発行。イベントユニット「真空社」社員。第7回石田波郷新人賞、第2回円錐新鋭作品賞夢前賞。
■生駒大祐 いこま・だいすけ
1987年三重生まれ。大塚凱と「ねじまわし」を共同発行。イベントユニット「真空社」社員。受賞に第3回攝津幸彦記念賞、第5回芝不器男俳句新人賞、第11回田中裕明賞(『水界園丁』にて)等。句集に『水界園丁』(港の人, 2019)。
■柴田千晶 しばた・ちあき
「街」所属、句集『赤き毛皮』、共著『再読・波多野爽波』など。
「街」所属、句集『赤き毛皮』、共著『再読・波多野爽波』など。
■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」http://twitter.com/haiku_capsule
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
■西原天気 さいばら・てんき
■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。句集『リボン』(2017)エッセイ『成分表』(2022)。
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。句集『リボン』(2017)エッセイ『成分表』(2022)。
■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」
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