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2026-08-23

〔今週号の表紙〕第1009号 スネークジャングル 村田 篠

 〔今週号の表紙〕

第1009号 スネークジャングル

村田 篠


よく散歩する近所の公園にあるこの遊具。ずっと「ジャングルジム」の一種だと思ってきたけれど、ほんとうにそうなんだろうか、と今回初めて検索してみました。

正式には「スネークジャングル」というのだそうです。ジャングルジムの規則正しい造型に比べると、いろいろと自由です。遊び方も自由ですよ、とぽんと置かれている感じ。

子どもたちがどんな風に遊んでいるのか気になるのですが、じつは、この遊具で子どもが遊んでいるのを見たことがありません。見慣れない形に戸惑ってしまうのか、前例のない遊びは敬遠されるのか。こちらが「おお!」と感動するような遊び方を始める子どもの出現を、つい期待してしまいます。


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後記+プロフィール1009

 後記 ◆ 村田 篠


先日までわりに涼しい日が続いて、それはとてもありがたいことなのですが、そこから暑さがぶり返すと、その暑さがかえってこたえます。冷房も、つけたら冷えすぎるし、止めると暑くて、もうどうしていいのやら。今年の夏は、不機嫌な人の相手をしているようで、なんだか付き合いづらいです。

それでも、空の感じなどは、なんとなく秋めいてきました。秋が待ち遠しい。


それでは、また次の日曜日に、お会いしましょう。


no.1009/2026-8-23 profile

■マリサ・クラット(Marisa Culatto)
カナリア諸島で生まれ、英国在住のマルチメディアアーティスト。自然、制約、家庭と日々の儀式、物質性、そして現実は構築物であるという概念、を作品の核にする。また、写真というメディアとのアンビバレントな関係のため、写真そのものを主題としてしばしば探究する。多くの個展やグループ展で国際的に作品を発表し、賞や表彰を受け、世界中の多くの個人コレクションに収蔵される。著書に「 Flora: A Frozen English Garden」(Black Dog Press、2023年)。
ウェブサイト: https://marisaculatto.com/

■小野裕三 おの・ゆうぞう
大分県生まれ、神奈川県在住。「海原」「豆の木」所属。英国王立芸術大学(Royal College of Art)修士課程修了。句集に『メキシコ料理店』『超新撰21』(共著)。国際俳句協会評議員および英国俳句協会会員。
ウェブサイト: https://yuzo-ono.com/

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」http://twitter.com/haiku_capsule

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2026-07-19

後記+プロフィール1004

 後記 ◆ 村田 篠


先日、近所のシネコンで映画を観たのですが、観客は私を含めてふたりでした。劇場で観る映画人口が減っているとはいえ、この少なさは久しぶりです。

これまで一度だけ、ひとりでスクリーンを独占したことがあります。ぶじ映画が終わり、ふと、ひとりも観客がない場合も上映はされるのだろうか、もちろん粛々とされるのだろう、などと思いながら、劇場を後にしました。

誰も観客がいない劇場で、映画がスクリーンに映し出される情景はどんな感じなんだろうか、ひそかに覗いてみたいと思いますが、ひそかであれなんであれ、その空間を覗いた瞬間に、そこは無観客ではなくなってしまうわけですから、その空間は、存在するにもかかわらず確認することができない、という矛盾を孕んでしまいます。

そういう空間、意外にたくさんありそうですよね。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.1004/2026-7-19 profile

井口可奈 いぐち・かな
1988年北海道生まれ。zine「たぶんサワークリーム」(俳句と短歌と小説と一言)「ねむるまえにかたまれ」(小説とイラスト)など。第一回円錐新鋭作品賞うずまき賞。

■工藤 吹 くどう・ふき
2001年生。「むじな」に参加。

■大塚凱 おおつか・がい
1995年千葉生まれ。「ねじまわし」を発行。イベントユニット「真空社」社員。第7回石田波郷新人賞、第2回円錐新鋭作品賞夢前賞。

生駒大祐 いこま・だいすけ
1987年三重生まれ。大塚凱と「ねじまわし」を共同発行。イベントユニット「真空社」社員。受賞に第3回攝津幸彦記念賞、第5回芝不器男俳句新人賞、第11回田中裕明賞(『水界園丁』にて)等。句集に『水界園丁』(港の人, 2019)。

■柴田千晶 しばた・ちあき
「街」所属、句集『赤き毛皮』、共著『再読・波多野爽波』など。

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」http://twitter.com/haiku_capsule

■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」

■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■上田信治 うえだ・しんじ
1961年生れ。共著『超新撰21』(2010)『虚子に学ぶ俳句365日』(2011)共編『俳コレ』(2012)ほか。句集『リボン』(2017)エッセイ『成分表』(2022)。

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2026-06-14

後記+プロフィール999

 後記 ◆ 村田 篠


第999号をお届けします。ついに3桁が終わります。

第996号の後記で福田若之さんが「1000よりもむしろ999のほうにロマンスを感じる」と書いていますが、私も同感です。西暦1999年を生きていたときの気分を、ちょっとだけ思い出したり。いやそれは、さすがに大げさに過ぎますね。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.999/2026-6-14 profile

■広瀬ちえみ ひろせ・ちえみ
1950年生まれ。仙台市在住。「垂人」「What’s」編集発行。句集『ひ・と・り・遊・び』『セレクション柳人 広瀬ちえみ集』『雨曜日』。

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」

■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
https://toremoro.sakura.ne.jp

■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2026-05-10

〔今週号の表紙〕第994号 苺 村田 篠

  〔今週号の表紙〕第994号



村田 篠



先日、白い苺を生まれて初めていただいたのですが、とても甘くて驚きました。さまざまな条件でアントシアニンが生成されない品種なのだそうですが、色のイメージとは裏腹に、赤い苺より甘さを感じたほどです。

清楚で、見た目には甘そうに見えないのに食べたら甘い、という裏切りは、ささやかですが、果物にとってとても魅力的な特徴のような気がします。


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2026-03-29

後記+プロフィール988

 後記 ◆ 村田 篠

 

東京は週末が桜満開、という情報があったので、近所の桜を見に行ってみたら、まだ5分咲き程度でした。いったいどこで満開になってるの?と都立公園のサイトで調べてみたら、ソメイヨシノはまだどこも満開ではないみたいです。

なんだか、待っていたわけでもないのに、やり残したような気分です。
 

それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.988/2026-3-29 profile

■川合大祐 かわい・だいすけ
1974年生まれ。長野県在住。「川柳スパイラル」所属。

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」

■小笠原鳥類 おがさわら・ちょうるい
1977年生まれ。現代詩文庫『小笠原鳥類詩集』(2016)、詩集『おお、限りなく懐かしい動物たち』(2025)、『感動のシャーロック・ホームズ』(2025)、『小笠原鳥類のCDは魚だ』(2026)、評論集『吉岡実を読め!』(2024)、詩画集『図鑑』(2025)。『新撰21』(2009)に佐藤文香小論。ブログ「×小笠原鳥類」 http://tomo-dati.jugem.jp/ noteは https://note.com/ogasawarachorui

■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
https://toremoro.sakura.ne.jp

■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2026-02-22

後記+プロフィール983

後記 ◆ 村田 篠


川柳作家の樋口由紀子さんが亡くなりました。「ウラハイ」で毎週金曜日に掲載中だった〈金曜日の川柳〉は2011年に始まり、最後の寄稿は昨年の12月19日、14年余りにわたる長期連載でした。作家としても論者としても、アクティブでエネルギッシュな執筆力をお持ちの方でした。

樋口さんは姫路在住で、姫路に帰省したおりにお会いする機会が何度もあり、個人的にも親しくさせていただきました。ですが、思い返すと、ふたりで川柳や俳句の話をすることはほとんどなく、お互いの句について語ったこともありません。なんでもない世間話などをするときの、樋口さんの朗らかな笑顔や声ばかりが思い出されます。もうお会いできないかと思うと、ただたださびしいばかりです。

「週刊俳句」「ウラハイ」にご寄稿いただいた樋口さんの作品をリンク集にまとめましたので表紙のリンクからご覧ください。それから、「追悼句会」のご案内を掲載しておりますので、どうぞご参加ください。

樋口さんのご冥福を、心からお祈りいたします。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.983/2026-2-22 profile

■きりばらい きりばらい
「VRC吟行句会」「りぼん句会」「わらがみ句会」に参加。強い風で相手のリフレクターやひかりのかべなどをはらいのける。回避率もさげる。

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」

■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
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■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2026-01-25

〔今週号の表紙〕第979号 船溜まり 村田 篠

  〔今週号の表紙〕第979号

船溜まり

村田 篠



キンと澄んだ冬青空が水に映って醸し出す藍色に惹かれました。船溜まりには、昔と今の記憶をつないでいる空気を感じます。初めての場所なのに、郷愁を感じたり。

水のある風景が好きです。


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2026-01-18

〔今週号の表紙〕第978号 屋根瓦 村田 篠

 〔今週号の表紙〕第978号

屋根瓦

村田 篠



最近、古い建物を見るのが楽しいのですが、地方の古い町並みなどで、前面に模様のある古い丸瓦などを見かけると、つい写真を撮ってしまいます。

瓦とか、格子とか、窓とか、古い住宅に付随している意匠は、その土地の「ある時間」をとどめていて、そこを訪れたものは、眺めることでその時間を感じることができる。だから楽しいのかもしれません。


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2025-12-28

村田 篠【2025年週俳のオススメ記事 4-6月】「いい俳句」とは

【2025年週俳のオススメ記事 4-6月】
「いい俳句」とは

村田 篠

4月最初の第937号の掲載記事は【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】の「交響詩ウルトラセブン」。「週刊俳句」を支えてくれている長寿の連載で、12月21日号の時点で残り581夜になっています。

第940号には小笠原鳥類さんの「鳩」第947号にも「ムクドリ収納」。詩のような、個性的な俳句鑑賞です。

第941号から岸田祐子さんの〔ビール俳句〕シリーズが始まりました。さまざまにビールを詠んだ句から発想されるビールについてのあれこれ。ビールの種類や産地、温度、注ぎ方など、今すぐビールが飲みたくなること必至のエッセイ。ビールが夏の季語なのは、日本では冷やして飲むのがデフォルト、だからなのですね。

第944号には小野裕三さんの「haikuを愛する元・EU大統領 ファンロンパイ氏に通訳同行して」。ファンロンパイ氏が在日中に参加した御宿での句会のレポートです。海外の俳人が俳句のどこに惹かれるのか、選句の基準は何なのか。興味深いレポートでした。

句会の最後に、彼は自身の俳句観について語った。俳句の特徴として彼が以前から強調しているのは、自然などを観察して描くことで、意識の力点(attention)を自分ではなく自分の外に向けること。それは自分のエゴみたいなものに囚われない心を作る、と彼は力説する。

第949号には上田信治さんの「龍太はなぜ、それを言ってくれないのか」。飯田龍太が自分の俳句観を「無名」という呼び名で表すことについての考察です。

龍太の(おそらく、もっとも有名な)殺し文句に「詩は無名がいい」がある〔2〕。

名句を説明しないことと「無名」を価値とすることは、彼の中で絡まりあって一つの俳句観を成しているように思われる。〔3〕

***
「いい俳句」とは何か。飯田龍太にそう聞けば、間違いなく適当にはぐらかされるだろう。

それが「俳句は自得の文芸」ということなのかもしれないが、今日、それを言わないこと、それを秘教化することは、長く続く俳句の無方向的(アノミー)状況の追認であり、それは逆に偏狭なエリート主義ですらある。

【句集を読む】には、鈴木茂雄さんから第945号に「金子敦の第七句集『ポケットの底』を読む」、第946号に「野間幸恵『ステンレス戦車』再読」、第947号に「豊かな詩的宇宙 野間幸恵句集『WOMAN』」、948号に「断片とイメージ 野間幸恵句集『WATER WAX』」、上田信治さんから第947号に「俳句の中で「自由」 黒岩徳将『渦』」をご寄稿いただきました。

10句作品は、おおにしなおさん、超文学宣言さん、竹岡佐緒理さん、上田信治さん、ミテイナリコさん、彌榮裕樹さんからいただきました。作品へのリンクは「週刊俳句2025年アンソロジー 12名12句」をご覧ください。

2025-12-07

〔今週号の表紙〕第972号 茶の花 村田 篠

 〔今週号の表紙〕第972号

茶の花

村田 篠



先日、小石川植物園で茶の花を見かけました。ふだん茶の花に出会うことはほぼないところに住んでいるので、たまに見かけると、それだけでうれしくなってしまいます。小石川植物園の自然林の中では、茶の花もまた自然のひとつのピースとして生きている生き物だということを、ほのぼのと実感します。


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後記+プロフィール 972

 後記 ◆ 村田 篠


under construction


no.972/2025-12-7 profile

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」http://twitter.com/haiku_capsule
 
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
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西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2025-11-02

後記+プロフィール 967

 後記 ◆ 村田 篠


やっとすごしやすい季節になったと思っていたら、夏が戻ってきたように暑かったり、コートが欲しいほど寒かったりで、体調を崩してしまいました。もちろんもう無理がきかない年齢ではありますが、季節の境を踏み越えることはこんなにも大変だったか、とつくづく実感しています。

毎年10月から11月にかけて、東京で大きな国際映画祭がふたつあるのですが、チケットをとって、贔屓の監督の新作を世界で真っ先に観るという、ごく個人的なささやかな楽しみを糧として、この季節を乗り切りたいと思います。ちょっとおおげさですが。

それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.967/2025-11-2 profile

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」http://twitter.com/haiku_capsule
 
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
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西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2025-09-28

〔今週号の表紙〕第962号 キバナコスモス 村田 篠

  〔今週号の表紙〕

第962号 キバナコスモス

村田 篠



キバナコスモスはコスモスと似ていますが、メキシコ原産の同属別種の植物です。コスモスよりも野趣あふれる印象があります。

最近こそよく見かけるようになりましたが、私にとっては、俳句を始めるまでは馴染みのない花で、親しく意識したのは、恩師の今井杏太郎の一句でした。

 きばなこすもすはさびしいひかりかな  杏太郎


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後記+プロフィール962

 後記 ◆ 村田 篠



(Under Construction)



no.962/2025-9-28 profile

■鈴木茂雄 すずき・しげお
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■中島憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
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西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2025-08-17

後記+プロフィール956

 後記 ◆ 村田 篠


「盆」にまつわる季語は使用期間の短い季語のひとつですが、私は「盆踊」という季語が好きで、少し涼しくなっても盆踊りの句を作ってしまうことがあります。

私の中にあるイメージは佃の念仏踊りで、「お盆に戻ってくる死者の魂を鎮める」という、盆踊りの本来の意味を継承する暗さが魅力です。実際に踊りに行くわけでもなく、ここしばらくは観に行っているわけでもないのですが、そういうものが「ある」という季節の空気感が好きなんだと思います。

八月も半ばを過ぎましたが、暑さがゆるむ気配はありません。どうぞご自愛ください。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.956/2025-8-17 profile

■岸田祐子 きしだ・ゆうこ
『ホトトギス』同人。日本伝統俳句協会会員。2009年、第20回日本伝統俳句協会新人賞。タロットカードと西洋占星術で俳句や句集を占っています。俳句と占い(https://819-fortune.amebaownd.com/

■鈴木茂雄 すずき・しげお
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」http://twitter.com/haiku_capsule
 
■中島憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
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西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2025-07-13

〔今週号の表紙〕第951号 日本橋川 村田 篠

 〔今週号の表紙〕

第951号 日本橋川

村田 篠



東京都中央区にある日本橋から日本橋川を眺めた風景です。頭上を走っているのは首都高。ご存じのように、現在の日本橋は、その景観を首都高によって覆われている「がっかり名所」です。

先日、再開発の一環として首都高を地下に移設し、「日本橋」の上に空を取り戻す計画があるというニュースが流れました。私が生きている間に実現するのかどうかわかりませんが、可能なら見てみたいものです。


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後記+プロフィール951

 後記 ◆ 村田 篠

 
今日、というかもう昨日(土曜日)ですが、とても涼しくて、久しぶりにエアコンなしで過ごすことができました。東京都心に住むようになって、真夏にこんなことは初めてかもしれません。

もうこのまま夏が終わってくれるといいのですが、もちろんそんなことが起こるわけもなく。

子どものころは、夏が楽しかったんだけどなあ。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.951/2025-7-13 profile
 
■小笠原鳥類 おがさわら・ちょうるい
1977年生まれ。現代詩文庫『小笠原鳥類詩集』(2016)、詩集『おお、限りなく懐かしい動物たち』(2025)など、評論集『吉岡実を読め!』(2024)、『現代詩が好きだ』(2024)。『新撰21』(2009)に佐藤文香小論。ブログ「×小笠原鳥類」 http://tomo-dati.jugem.jp/ noteは https://note.com/ogasawarachorui

岸田祐子 きしだ・ゆうこ
『ホトトギス』同人。日本伝統俳句協会会員。2009年、第20回日本伝統俳句協会新人賞。タロットカードと西洋占星術で俳句や句集を占っています。俳句と占い(https://819-fortune.amebaownd.com/
 
中島憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
https://toremoro.sakura.ne.jp

西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2025-06-08

後記+プロフィール946

 後記 ◆ 村田 篠

 
ぎっくり腰でしばらくうんうん唸っていました。立っても座っても横になっても腰が痛い。どうしようもありません。でも、今回ひとつ、発見しました。痛みは自分ではうまくコントロールできないものですが、例えば、なにか(なんでもいいのです、テレビとかSNSの書き込みとか)に向かって怒ったり、泣いたりしたときに、なぜか痛みが和らぐのです。

アドレナリンとか、ドーパミンとか、そういった類いのものが身体をしゃんとさせてくれている、ということなのでしょうか。

俳句は、怒りとか哀しみを強く込めないで淡淡とつくってもいいところが、私はとても好きなのですが、「感情の発露」は、たぶん生きてゆくためにとても大切な行為なんだろうなあ、などと考えています。


それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.946/2025-6-8 profile

岸田祐子 きしだ・ゆうこ
『ホトトギス』同人。日本伝統俳句協会会員。2009年、第20回日本伝統俳句協会新人賞。タロットカードと西洋占星術で俳句や句集を占っています。俳句と占い(https://819-fortune.amebaownd.com/

■湊圭伍 みなと・けいご
松山在住。「川柳スパイラル」「せんりゅうぐるーぷGOKEN」「Lyric Jungle」同人。句集『そら耳のつづきを』(書肆侃侃房)。『はじめまして現代川柳』(小池正博編著、書肆侃侃房)に入集。海馬万句合・海馬川柳句会主催。

■鈴木茂雄 すずき・しげお   
堺市在住。「Picnic」「KoteKote-句-Love」所属。Twitter「ハイク・カプセル」http://twitter.com/haiku_capsule

中島憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
https://toremoro.sakura.ne.jp

西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」

2025-05-04

〔今週号の表紙〕第941号 坑道 村田 篠

  〔今週号の表紙〕

第941号 坑道

村田 篠


先日、兵庫県北部にある明延鉱山跡の坑道を見学しました。

銅、亜鉛、錫などの鉱脈を持つ鉱山で、ことに錫の採掘量は日本一だったそうです。が、円高で採算が取れなくなり、1987年、いまだ採掘可能な大きな鉱脈を残して閉山しました。

坑道のあちらこちらには、当時の採掘機械や乗り物がそのまま残されていて、ヒンヤリと肌を包む暗闇の中で、近代日本の産業史を静かに伝えています。

ちなみに、この坑道では、昨年放映された『海に眠るダイヤモンド』のロケも行われたそうです。




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