【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】
マイケル・ジャクソン「Smooth Criminal」
憲武●時節柄いまはなんとなくマイケル・ジャクソンとゆう感じですので、Michael Jackson「Smooth Criminal」です。
憲武●この曲はアルバム『Bad』(1987)に収録されてまして、シングルリリースは1988年です。作詞作曲はマイケル・ジャクソンです。
天気●「人類史上最も売れたアルバム」といわれる『スリラー』(1982)の次作ですね。レコードを買ったことはないし、きちんとは聴いていませんが(わざわざ聴かなくてもどこかしこで鳴っていますからね)、音的にさらに洗練されて、クインシー・ジョーンズ・プロデュースの完成形みたいな印象。
憲武●「Off The Wall」からのクインシー・ジョーンズ3部作といってもいいかもしれません。タイトルの「なめらかな犯罪者」がよくわかりません。意訳して「手際のよい」という訳を見たことありますが、無理くりのような感じもします。歌詞もよくわからないロックな歌詞です。
天気●物騒な曲名、物騒な歌詞。
憲武●歌詞を聞いていると、空耳の症状を引き起こします。冒頭の「茶、宿直」はすでにタモリ倶楽部の空耳アワーで有名です。
天気●それ、歌詞を聴くというより、声を聴いていると、ですね。たしかに、あの空耳アワーの名作なしには語れない。
憲武●はい。空耳アワーではそのあと「朝からちょっと運動、表参道赤信号」もありましたが、僕には「朝から弁当、和田さんと赤信号」と聞こえます。ところで、マイケル・ジャクソンって、中毒性があると思います。先日、妻と映画『Michael/マイケル』を観てきたのですが、妻は当初あまり関心なさそうで「見てもいいよ」的反応だったんですが、観終わってからは毎日YouTubeでマイケル・ジャクソン観てました。
天気●魅力的な要素は多いんでしょうね。その映画は見る予定はないですが、『THIS IS IT』(2009)は良い音響で観たせいもあって、すごく良かった。
憲武●そうでしたね。またやらないかなあ。ダンスとかシャウトもですね。中毒性。家でついダンスの真似事などしてシャウトしてしまいます。外では恥ずかしいので、やりませんが。マイケル・ジャクソンはチャップリン、フレッド・アステア、ブルース・リーなどの影響を確かに受けてると思える動きが見られます。それらがマイケル流にアレンジされてて格好いいんです。
天気●ぎっくり腰に気をつけてくださいね。
憲武●い、それはもう。マイケル・ジャクソン亡くなって17年。飼っている三毛猫も生まれてから今夏で17年。三毛猫はマイケルの生まれ変わりではないかと思っています。
(最終回まで、あと555夜)
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