2026-09-27

西原天気 榊陽子の川柳を100句掲げるまでやめないリレー・前口上

榊陽子の川柳を100句掲げるまでやめないリレー・前口上

西原天気


「この人の句をもっと読みたい」と思ったとき、私たちはどんな行動をとるのか。句集があれば、それを読む。では、句集がない場合は?

柳人・俳人にかかわらず、句集のない人は多い。句集の有無と魅力の有無は無関係です。

榊陽子には、まだ句集がありません。作家単位のアンソロジー『はじめまして川柳』(2020年/書肆侃侃房/小池正博編)は榊陽子句を76句収録。いまのところ比較的入手が容易でまとめて読むことができるのは、これでしょう。でも、ほかにもたくさんあるはず。消息を把握しているわけではありませんが、同人誌・個人誌で定期的に発表されている模様です。

そこで、そうしたいわゆる「このままでは散在するだけの」「いずれは散逸してしまうかもしれない」句群から、読者たる有志(榊陽子同好会)がサルベージしていこうというのが、当企画です。

句を並べるだけのときもあれば、いわゆる句評を添えるときもある。長大な作家論が出現する可能性もないではない。ともかく気ままに、100句をめざします。

なお、原則として、前述の『はじめまして川柳』所収の76句は除き、また100句という数字上、句の重複は避けますが、これらはあくまで原則。「原則破り」はアリとします。

では、ぼちぼち行きましょうか。

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