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2007-11-25

加藤かな文 「暮れ残る」




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週刊俳句第31号2007-11-25 加藤かな文 暮れ残る
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暮 れ 残 る    加藤かな文


はつふゆや切り取り線をゆく鋏

冬の駅朝の埃が浮遊する

革靴のはみ出してをる時雨かな

透きとほるものに風呂吹風の夜

さつきから太陽に蝿枇杷の花

小春日の吾を追ひ越す川遥か

持ち帰る落葉くるくるよく回る

吊革のぶつかる音や冬の月

枯芝に張りつく松の影と鳥

暮れ残る十一月のどんぐりも