週刊俳句 Haiku Weekly
毎週日曜日更新のウェブマガジン。
俳句にまつわる諸々の事柄。
photo by Yuki OKADA
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箱森裕美
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2024-12-01
箱森裕美【週俳9月10月の俳句を読む】わずかにざわつく
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【週俳9月10月の俳句を読む】 わずかにざわつく 箱森裕美 ワッフルに足すシロップと秋日差 月野ぽぽな 秋の日差しにはどこか甘やかな香りが含まれている。そのあたたかな光はメープルシロップも想起させる。琥珀色のシロップがワッフルに垂れ落ちると、香りがふわりと立ち上がる。ささやか...
2024-04-21
箱森裕美【週俳3月の俳句を読む】ノーモーションで
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【週俳3月の俳句を読む】 ノーモーションで 箱森裕美 大空や犬繋がるる梅三分 浅川芳直 どこまでも広がり開放感のある空と、繋がれてどこにも行けない地上の犬が対比的に描かれている。 梅の木はその中間地点に位置している。まだ梅は三分咲きで、これからが期待される様子。 膨らんできた...
2023-12-10
箱森裕美【句集を読む】「土筆の範囲」をはみ出して 岡田由季句集『中くらゐの町』を読む
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【句集を読む】 「土筆の範囲」をはみ出して 岡田由季 『中くらゐの町』を読む 箱森裕美 『中くらゐの町』は岡田由季さんの第2句集。持ち味である細部にまで行き届いた書きぶり、飄々としていて明るく、読後感も心地いいところは前作を踏襲しつつも、さらに進化している。ほぼ経年順に作品を並べ...
2023-12-03
箱森裕美【週俳3月~8月の俳句を読む】それぞれの孤独
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【週俳3月~8月の俳句を読む】 それぞれの孤独 箱森裕美 白蝶来門閉ぢられし楽園に 髙木小都 小さい体を懸命に動かし、長い時間と距離を掛けてやって来た楽園。その門は固く閉ざされている。この旅は無駄だったのだろうか。それとも門はこれから開くのであろうか。 さみどりのひかりの揺らぎ...
2020-12-20
箱森裕美 天から手 10句
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クリックすると大きくなります。 天から手 箱森裕美 螺子工場歯車工場石蕗の花 山眠るクッキーの真ん中にジャム 水鳥を指す利き腕の重たさよ 北塞ぎ聞き耳ばかりたててゐる 柿紅葉握るや電車降りぬまま 丼と丼の間の枯野かな 長靴のずぼずぼと来て大根引く 冬薔薇ドールハウスの天から...
2020-03-15
【週俳1月2月の俳句を読む】前田凪子「新都心」を読む 箱森裕美
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【週俳1月2月の俳句を読む】 前田凪子「新都心」を読む 箱森裕美 春浅き谷を行き交う新都心 前田凪子(以下同) 駅を降りるたびに「未来都市」という単語がつい浮かんでしまうさいたま新都心。駅、さいたまスーパーアリーナ、合同庁舎やショッピングモールなどさまざまな施設...
2019-06-09
【週俳5月の俳句を読む】なんとなしに 箱森裕美
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【週俳5月の俳句を読む】 なんとなしに 箱森裕美 藤棚にひろがる食べられないぶどう うにがわえりも 春の終わり、暑さも感じる日も増えてくる辺りに藤の花は咲く。大棚から一斉に垂れ下がるようすは圧巻で、こちらを沈黙させるインパクトがある。掲句はその藤の花一房一房を...
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