後記 ● 佐藤文香
B.U.819まるごとプロデュース号はいかがだっただろうか。
作品は自分より5歳以上若いお二人にお願いした。越智氏には「私を思って書いてください」と依頼し、高崎氏の場合は私に送ってくださった句稿の中からの六句。私もコメント欄で感想を述べるつもり。
生駒氏、松野氏の文章は、私に欠如している理系的な部分を補完してくださるものと思う。
平高氏、澤田氏に大学時代の俳句生活について書いていただいた。お二人とも、学部の先輩である。
こうやって見ると、依頼相手が男性ばかりで、男好きなようだが、いやいや、期待していた女性二人の文章を「甘い!」と突き返したためである。彼女たちが各々、書き直してどこかに寄稿してくれることを期待。
週刊俳句1月の俳句を読むは、実験的に、失礼ながらも読み手の方々を比較させていただいた。時間的な制約ゆえに、多くの方に依頼するわけにはいかず、データとしては甚だ不足しているが、皆さんも実際に俳句を普段作らない人・作る人に読んでもらい、その「読み」を比べてみてほしい。
このまるごとプロデュース号のために何人かの方にアンケートを行ったが、こちらの準備不足のため、不掲載になってしまったことをお許し願いたい。
平高氏と私の両親を除いて、寄稿してくださった方は1980年以降の生まれである。80年生まれは今年29歳になる松坂世代の方々。若手と呼べるのはここまでだろう。
(参考;http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:1980年生)
寄稿してくださった皆さん、ご覧くださった皆さん、ありがとうございました。
no.093/2009-2-1 profile
■越智友亮 おち・ゆうすけ
1991年生まれ。池田澄子先生に師事。 甲南高校に在学中。
■高崎壮太(たかさき・しょうた)
1991年生まれ。2007年秋より句作開始。現在愛光高校二年、愛光俳句研究会で活動中。創作ユニット「霊長類」で試作なども行う。森川大和・上田拓史との共同俳句ホームページ「ちぐはぐ30☆」
■松野ひかる(まつの・ひかる)
1984年生。句歴約2年。受賞歴無し。憧れの俳人は池田澄子さん。
■生駒大祐(いこま・だいすけ)
1987年三重県生まれ。「東大学生俳句会」「トーキョーハイクライターズクラブ」等で活動。
■石原ユキオ(いしはら・ゆきお)
春夏秋冬新年とあんた愛した地獄の季節詰めた小指で襖に書くは十七文字のラブレター。1982年生まれ、岡山在住。http://www.d-mc.ne.jp/blog/575/
■平高 淳(ひらたか・あつし)
1958年生。中学2年から10年程は句作を生きる寄りどころとする。1981年から公立高の国語教員。俳人佐藤文香の父は大学文学部時代の友人。
■澤田和弥(さわだ・かずや)
1980年生まれ。「天為俳句会」所属。
■竹岡佐緒理 (たけおか・さおり)
1986年愛知県生。現在早稲田大学教育学部に在籍。大学では俳句研究会に所属。
■服部美加里 (はっとり・みかり)
1988年生まれ。三重県出身。教育学部国語国文学科在籍。
■大紫(たいし)
1985年沖縄生まれ、俳句甲子園育ち。
2001年、高校1年生の国語の授業で俳句と出会い、創作を始める。
〔友達〕
■シゲ=重松弘樹(しげまつ・ひろき)
1985年生まれ。現在、岡山大学大学院法務研究科在籍。
松山東高時代、微妙に俳句部に在籍(俳句甲子園には出場せず)。
■ゆーき=佐々木幸喜(ささき・ゆうき)
1986年生まれ。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程在籍。安部公房を研究。
俳句を知らないばかりにサトゥー(=佐藤文香)の栄光を理解できず。
〔佐藤家〕
■心太(こころぶと)
1957年生まれ。小説家虚子を研究。趣味はザッピング。
■ふく福(ふくふく)
1958年生まれ。nhkk(日本俳句教育研究会)所属。
■summy(さみー)
1989年生まれ。現在大学1年生、アカペラバンドサークル「LaVoce」所属。
むかし俳句に関わったことは黒歴史。
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■佐藤文香(さとう・あやか)
1985年生まれ。「B.U.819」代表。「里」・「ハイクマシーン」所属。
■黒幕(くろまく)
B.U.819真の支配者。
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2009-02-01
後記+プロフィール 093
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1 comments:
((陶酔陶酔陶酔陶酔陶酔)) by民也
立春の蒼空を背に決めポーズ
ジョジョ立ちを一朝やるか花吹雪
((ふふふ。自分はまだしばらく人間を続けるぜ! そういうことだDIO!))
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