【週俳7月の俳句を読む】
わが家にも
上田悠里衣
早暁の光が鳴らす貝風鈴 小池康生
少し気温も高くなってきた時期。
朝、目が覚めてカーテンと窓を開けると早暁の光が差し込む。
窓辺に吊るされている大小さまざまな貝風鈴が早暁の光を浴びて輝く。
私はこの句をよんで海に囲まれた故郷を思い出した。
貝風鈴ってすごい力を持っていると思う。
爽やかでなぜか癒される音色、
一人暮らし初めての夏、我が家にも貝風鈴を吊るしたい。
第271号
■栗山 心 下北澤驛前食品市場 10句 ≫読む
第272号
■生駒大祐 水を飲む 100句(西原天気撰) ≫読む
第274号
■小池康生 光(かげ) 10句 ≫読む
第275号
■御中虫 もようがえ 10句 ≫読む
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