中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」
天気●「ラプソディー・イン・ブルー」は、「大」をいくつ付けてもいいくらい大好きな曲。1924年に書かれたこの曲、いろんなひとがいろんな演奏を残していますが、今回は、小澤征爾、ベルリン・フィル、マーカス・ロバーツ・トリオによる演奏。21分近くありますが、ゆっくりとどうぞ。
天気●ベルリンの野外コンサート会場ヴァルトビューネでの夏至コンサート。聞きどころ、見どころがいっぱい。奇跡のような20分です。
憲武●この曲、よく使われてますね。近くは「のだめカンタービレ」とか「科捜研の女」とか。古くは「植木等ショー」とか。この動画の14分くらいからのテーマも、テレビ番組のテーマ曲などに使われてますね。
天気●夏の夕方の、この森の気持ちよさ、観客や演者のリラックスと興奮がよく伝わります。
憲武●はい。最初の小澤征爾の表情がそれを良く物語ってます。
天気●素晴らしい音楽って、その音と空気に、ただただ身を委ねていたい。ことばがいらなくなるから、困っちゃいますね。
(最終回まで、あと900夜)
(次回は中嶋憲武の推薦曲)
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