〔今週号の表紙〕
第639号 夜は
西原天気
「夜は千の眼を持つ」(The Night Has a Thousand Eyes)というタイトルに惹かれて、コーネル・ウールリッチ(ウィリアム・アイリッシュ)の小説を読んだのはずいぶんと前。まだ青春といえる時期。1947年に映画化されているのを知ったのはずいぶんあと。これは未見。
成句かなにかなのだろうか。同タイトルの曲も、知っているだけで2つある。1つは、1962年のポップス曲。「燃ゆる瞳」という邦題で、これはのちのカバーバーション(≫Randy Edelman:The Night Has a Thousand Eyes)で聞いて、たいそうお気入りに。
もう1つはジャズのスタンダード曲。タイトルは同じだが、曲は違う。
≫https://youtu.be/1IBIOlu-DFM
「The Night Has a Thousand Eyes」というワンフレーズがいろいろなところでスパークするのか(なぜか英語が多い。ルー大柴か)。
小説やら音楽やら、ともかく、これ、私にとっても、生涯、気になり続けるフレーズなんですよね。
レモン齧る夜空は大いなる途中 渋川京子
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