【空へゆく階段】№17
創刊のことば
田中裕明
創刊のことば
田中裕明
「ゆう」2000年1月号・掲載
俳誌「ゆう」を創刊します。
波多野爽波先生の目指した季語の本意と写生を軸に、日本の伝統詩としての俳句を作ってゆきたいと考えています。
そこで大切にしたいのは詩情ということ。
孤独な創作の産物である俳句が、人に伝わるのも詩情がそこにあるからです。
いまあらためて、俳句とは何だろう、俳句にとって自分とは何だろう。そう問いかけてみることを私自身も、また皆さんにもお願いしたいと思います。現代の社会の一員として生きているのと同時に、詩人として生きているのですから。
そして、この「ゆう」が二十世紀の俳句と二十一世紀の俳句を結ぶ架橋となればと考えます。
波多野爽波先生の目指した季語の本意と写生を軸に、日本の伝統詩としての俳句を作ってゆきたいと考えています。
そこで大切にしたいのは詩情ということ。
孤独な創作の産物である俳句が、人に伝わるのも詩情がそこにあるからです。
いまあらためて、俳句とは何だろう、俳句にとって自分とは何だろう。そう問いかけてみることを私自身も、また皆さんにもお願いしたいと思います。現代の社会の一員として生きているのと同時に、詩人として生きているのですから。
そして、この「ゆう」が二十世紀の俳句と二十一世紀の俳句を結ぶ架橋となればと考えます。
≫解題:対中いずみ
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