中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
ホール&オーツ「do what you want be what you are」
憲武●あいにく家内は里へ帰っていて、目玉焼きくらい、僕が作りましょうっていう週末を過ごしています。という訳で全国のユカちゃんに捧げます。Daryl Hall & John Oatesで「do what you want be what you are」。
憲武●この人たち、「rich girl」とか「you make my dreams」とか「kiss on my list」とか、メロディアスでポップな曲も多くあるんですけど、真骨頂なのは、こうしたバラードでしょうかね。
天気●マイナー(短調)のスロー・ブルースですね。ライブ向きの曲かも。そういえば、ヒット曲は「I Can't Go For That」とか「Private Eyes」なんかも含め、テンポが早い目の曲が多いみたいですね。
憲武●多いと思います。個人的には僕は81年発表のアルバム"private eyes"くらいまでしか聴いてないんですけどね。高校から大学2年くらいの時代です。it's a laughとかwait for meのヒットから聴き始めたので、聴いてた期間は短いんです。
天気●私もそう。よく耳にしたけど(よく流れてたんでしょうね、どこかしこで)、アルバムを持っていたかというと、記憶にない。あ、そうだ。数年前に聴いた「Our Kind of Soul」(2004年)が、えらく良かったですよ。ソウル曲のカヴァーばかりのアルバム。
憲武●へー。それ知らんかっとってんちんとんしゃん。まあ16、7からはたちくらいまでの心情に刺さってきた感じあります。ま、多くは恋愛絡みなんですが。
天気●ほぉほぉ。まあ、その年頃は、恋愛とセックスが脳内の9割を占めますからね。で、5パーセントくらいが音楽。
憲武●つぎの曲もそうしたチクチク来るような感じの曲で、大学時代の淡い恋のイメージですね。"sara smile"。
天気●おセンチ。
憲武●一緒に歌っちゃいましたが。コーラスもしますよ。ちょっとこう肌寒いような感じの季節になってくると、思い出す曲です。
(最終回まで、あと887夜)
(次回は西原天気の推薦曲)
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