後記 ◆ 村田 篠
大きな台風が日本列島の上にいて、暴風と大雨をもたらしています。各地のダムが、決壊を避けるために放流を始めたというニュースが少し前に流れました。下流域の方々にとっては大変な事態ですが、決壊してしまうともっとはるかに大きな被害になってしまうそうで、苦渋の選択ということなのでしょうか。
自然の力の前に、わたしたちはどうすることもできないのですが、それにしても、昨今の自然災害は、これまでにないスケールだったり、かつては考えられない地域を襲ったりして、意表を突いたものになってきています。日本の気候が変わりつつあることを体感せざるを得ません。なんだか昔とは違うのだ、ということを前提にして生活することが、必要になってきているような気がします。
各地のみなさま、どうぞお気をつけてお過ごし下さい。
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さて、今週号です。先週予告した高山れおなさんの書評「川本皓嗣『俳諧の詩学』を読む」をお約束通りお送りします。平野皓大さんの「三足の靴」は、明治40年に5人の詩人が敢行した九州行の足跡を追う紀行文です。俳句作品は青本瑞季さん、青本柚紀さんに、短文付きでお願いしました。どうぞお楽しみ下さい。
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自然の力の前に、わたしたちはどうすることもできないのですが、それにしても、昨今の自然災害は、これまでにないスケールだったり、かつては考えられない地域を襲ったりして、意表を突いたものになってきています。日本の気候が変わりつつあることを体感せざるを得ません。なんだか昔とは違うのだ、ということを前提にして生活することが、必要になってきているような気がします。
各地のみなさま、どうぞお気をつけてお過ごし下さい。
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さて、今週号です。先週予告した高山れおなさんの書評「川本皓嗣『俳諧の詩学』を読む」をお約束通りお送りします。平野皓大さんの「三足の靴」は、明治40年に5人の詩人が敢行した九州行の足跡を追う紀行文です。俳句作品は青本瑞季さん、青本柚紀さんに、短文付きでお願いしました。どうぞお楽しみ下さい。
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.651/2019-10-13 profile
■青本瑞季 あおもと・みずき
1996年広島県生まれ。「里」同人。
■青本柚紀 あおもと・ゆずき
1996年生。「里」同人。
■高山れおな たかやま・れおな
1968年、茨城県生まれ。 句集『ウルトラ』『荒東雑詩』『俳諧曾我』『冬の旅、夏の夢』。評論集『切字と切れ』(邑書林)を上梓。
■平野皓大 ひらの・こうた
1998年生まれ。神奈川育ち。2019年より「古志」入会。早稲田大学在学中。
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。
■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter
■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」
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