中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
ジャネット・ジャクソン「サムワン・トゥ・コール・マイ・ラヴァー」
憲武●今年の2月に、日本に来たんですよね。今頃どうしてるでしょうか。ジャネット・ジャクソンで「サムワン・トゥ・コール・マイ・ラヴァー」
憲武●イントロがアメリカの「ヴェンチュラ・ハイウェイ」で、サティの「ジムノペディ」も曲中、印象的に使われてます。
天気●「ヴェンチュラ・ハイウェイ」のアコースティック・ギターをサンプリングでAメロ全篇のリフに使い、「ジムノペディ」がサビの裏メロ。これは愉しいです。
憲武●「恋人と呼べる誰か」というタイトル通り、どこかにいい人いないかしらという歌詞の内容です。恋多き女性の歌詞って感じです。
天気●PVの自動車が官能的です。
憲武●この曲は、アルバム「All for you」に収められてるんですが、ジャケットの写真が、全裸のジャネットが笑顔でベッドに横たわってる写真なんです。この頃のアルバム2、3枚のジャケットは、肉体を強調してる感じでしたね。
天気●きょうだいとはいえ、マイケル・ジャクソンにそっくりですね。
憲武●笑った表情なんて、クリソツです。もう一曲。「オールライト」。「あなたは真の友達。あなたは私に合ってるわ」と歌ってます。
憲武●晩年のキャブ・キャロウェイ本人が本人の役で出てますね。この4年後に亡くなってます。
天気●キャブ・キャロウェイもそのうち取り上げたいですね。
憲武●そうですね。まだ取り上げてないですね。マイケル・ジャクソンと僕は同い年なので、ジャネット・ジャクソンを妹のように見てるところあるんですよ。もう日本には来ないでしょう。観ておけばよかったと後悔してます。
(最終回まで、あと881夜)
(次回は西原天気の推薦曲)
(次回は西原天気の推薦曲)
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