中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
アメリカ「ヴェンチュラ・ハイウェイ」
憲武●先日、ジャネット・ジャクソンの時に、ちょっと触れたアメリカの「ヴェンチュラ・ハイウェイ」です。
憲武●イギリスで結成されたアメリカってえグループ、いつか触れてみたいと思ってましたので、ちょうどいい機会かと、取り上げてみました。嫌味のない人たちです。
天気●英国には「ジャパン」というバンドもありましたね。
憲武●それ! 坂本龍一絡みで、ずいぶん聴きました。で、アメリカ、すごく好きっていうバンドじゃないです。印象に残るギターのフレーズ、印象に残るコーラスを作るのが上手いバンドだなと。
天気●「名前のない馬」という曲がヒットしたんですよね、学生の頃、ラジオでよく流れていました。そこから長い年月を経て再会したのが、この「ヴェンチュラ・ハイウェイ」でした。
憲武●「ハットトリック」っていうアルバムだけ持ってるんですけど、頭ん中にコーラスとかギターの音が浮かぶと、取り出して聞いちゃうんですね。一陣の爽やかな風のようなバンドだなあと思ってます。
天気●ジャネット・ジャクソンも使っているように、なんといってもイントロのリフですね、この曲は。
憲武●はい。もう一曲。「金色の髪の少女」
天気●あっ、これ、このイントロのスライド・ギター、聞いたことがある。有名な曲。「金色の髪」って、まどろっこしい言い方だなと思いましたが、「金髪の少女」だと、あまりにあまりか。
憲武●1975年の曲ですね。当時、僕は中3で、歌詞がね、妙にしっくりと来たんですよね。好きな女の子に、告ろうとするんだけど、告れない男の子の歌で。シングル盤で聴いてました。歌詞も一所懸命覚えたりしちゃったりなんかして。
天気●いろいろあったんですね、憲武さんも。
憲武●また、「ハットトリック」引っ張り出して来て、聴いてみますかね。
(最終回まで、あと879夜)
(次回は西原天気の推薦曲)
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