後記 ◆ 村田 篠
今週は記事が少ない号になりましたが、どうぞお楽しみ下さい。
「音楽千夜一夜」のウィンターガタン、見入ってしまいます。Marbleというのは大理石ではなくて、玉のことなんですね。この機械がすごいのですが、灯りが落ちてシルエットになった形がまた美しい。
表紙の写真の「イヌビワ」は知りませんでしたが、岡田由季さんの説明を読むと、ビワより味が劣るから「イヌ」がついているようです。どうして犬は蔑称として使われることが多いのでしょうか。犬はペットとしてだけでなく、盲導犬や警察犬として人間のために働いてくれています。猫もそうですが、動物を見ていると、人間が失ってしまった能力が何なのかを思い知らさせることが、少なくありません。
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.735/2021-5-23 profile
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1994年、「炎環」入会とほぼ同時期に「豆の木」参加。2000年「炎環」同人。03年「炎環」退会。04年「炎環」入会。08年「炎環」同人。
■西原天気 さいばら・てんき
■岡田由季 おかだ・ゆき
1966年生まれ。「炎環」同人。「豆の木」「ユプシロン」参加。句集『犬の眉』(2014年・現代俳句協会)。ブログ 「道草俳句日記」
■村田 篠 むらた・しの
1958年、兵庫県生まれ。2002年、俳句を始める。現在「月天」「塵風」同人、「百句会」会員。共著『子規に学ぶ俳句365日』(2011)。「Belle Epoque」
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