後記 ◆ 村田 篠
数ヶ月前から、隅田川にかかっている橋を順番に渡る散歩をしています。
1回の散歩で橋ひとつ渡り、ついでにその周辺を歩きます。橋を中心に毎回別の場所を散歩するので、そのたびに気分が違い、思わぬ発見があったりもします。隅田川周辺は水路だらけなので、1回の散歩でいくつも橋を渡ることになります。一方、埋め立てられて高速道路になっていたり、暗渠になってしまった水路も見かけます。初期の東京がいかに水路の発達した都市だったか、身をもって実感します。
「橋」を散歩の拠点にしたのは大正解だったなあ、と感じています。
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.740/2021-6-27 profile
■高松霞 たかまつ・かすみ
フリーライター、連句人。「草門会」所属。「連句ゆるり」「連句新聞」「短歌・俳句・連句の会でのセクハラ体験談」他、連句まつわるイベントを行う。
■若林哲哉 わかばやし・てつや
1998年生まれ。「南風」所属、「奎」同人。第9回百年俳句賞最優秀賞、句集シングル『掬ふ』(2020年、マルコボ.コム)。第12回石田波郷新人賞準賞。
■北野太一 きたの・たいち
1986年生まれ。兵庫県淡路島出身。2020年7月に素粒社を立ち上げ、『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』(小津夜景)、『エレメンツ』(鴇田智哉)、『光聴』(岡田一実)、『新しい手洗いのために』(TOLTA)を刊行。俳句・連句では浅沼璞代表の「無心」に参加。
■佐々木紺 ささき・こん
1984年兵庫県生まれ。2015年~17年、BL俳句誌「庫内灯」vol.1-3編集部。現代俳句協会所属。
■大塚 凱 おおつか・がい
1995年千葉生まれ。生駒大祐と「ねじまわし」を発行。イベントユニット「真空社」社員。第7回石田波郷新人賞、第2回円錐新鋭作品賞夢前賞。
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
■西原天気 さいばら・てんき
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
■岡田由季 おかだ・ゆき
1966年生まれ。「炎環」同人。「豆の木」「ユプシロン」参加。句集『犬の眉』(2014年・現代俳句協会)。ブログ 「道草俳句日記」
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