【空へゆく階段】№59 解題
対中いずみ
「青」367号(1851年4月号)では、「若手作家特集」が組まれ、8人が10句と短文を発表している。岩井美枝子、梅村禮子、鎌田恭輔、岸本尚毅、田中裕明、中岡毅雄、西澤 麻、山口昭男の8名だが、他の方々の短文はおおむね平明で実践的である。
ちなみにこの号の爽波作品と魚目作品から句を引いておく。
酢蛸噛みつつ大根の花を見る 爽波
秋の夜のこぼれしままの水の玉 魚目
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photo by Tenki SAIBARA
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