【空へゆく階段】№75 解題
対中いずみ
このころ、宇佐美魚目の第三句集『天地存問』(角川書店刊)が刊行されたようで、その広告が載っている。
311号の裕明6句は以下の通り。
昼寝後も卯の花腐し荒れにけり
葭切のむかしごゑなる没日かな
軒しづくごしに鞍馬の夏柳
夏木立文さまざまに古ぶなり
六月の太鼓破れて祀らるる
この旅も半ばは雨の夏雲雀
(太字は『花間一壺』に収められている)
≫田中裕明 後記 311号
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photo by Tenki SAIBARA
【空へゆく階段】№75 解題
対中いずみ
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