2022-09-04

対中いずみ【空へゆく階段】№76 解題

【空へゆく階段】№76 解題

対中いずみ



13号の裕明6句は以下の通り。

渚ゆく鉄路朝蝉しづかなる

桐一葉入江かはらず寺はなく

花火屑日の衰へに墓小さき

夏の潮ひらく手紙にうた七首

銀漢に考へること好きな人

初あきや僧侶が清水をしへくれ

(太字は『花間一壺』に収められている)

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