2023-05-07

岡田由季〔今週号の表紙〕第837号 四十雀の巣立ち雛

   〔今週号の表紙〕第837号 四十雀の巣立ち雛


岡田由季






近所のブロック塀で、四十雀が営巣していました。巣の中は見えませんが、塀の中から聞こえてくる雛の声が日に日に大きくなり、先日の朝、巣立ちを迎えたようです。

雛たちはしばらくは上手く飛べず、近所の家の門や地面にへたり込んでいました。そこへ時おり親鳥が餌を運んできました。

この時期、四十雀や雀、燕の雛がこのように地面などに「落ちて」いることがあります。親の姿も見えず、カラスや猫に狙われないか心配で、「保護」したくなりますが、拾わないように気を付けていただきたいのです。

きっと親鳥が近くで様子を見ています。人間が手を出すことは良い結果をうまないものです。



週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

0 comments: