新しい先生が来てピアノだ
小笠原鳥類
高橋悦男編『改訂版 俳句月別歳時記』(博友社、2004。初版は1994)の、高橋悦男の句から選んで、読んで思ったこと(数字はページ。他の人の句が多くて、自分の句も選んでいる本)
「書初やまづ海と書き夢と書く」(36)
ヒトデが出てくる映画を、宇宙だと思って見ている。テレビはイソギンチャクなのだろう(シーラカンスが言った)
「潮雫風に飛ばして若布干す」(139)
アコーディオンが、お菓子のように、箱に入っている昆布と同じであると考えていた。考えている鱈、
「良きことの大方は些事柳の芽」(179)
公園は、アライグマのようなものであると、テニスのボールになりたい私は、畳の上で考えていない透明。
「分校に新教師来てピアノ鳴る」(206)
クレヨンと動物は、イグアナとペンギンだ、と、ウニのように言わないが、(おお、そして)木、
「飛んでゐるつもりで走る烏の子」(368)
そしてサメ(水面)サメ、そこにエビが、怪獣であると言っている。カンガルーは驚きが多いものだ
「かなかなや廃校跡に朝礼台」(552)
金属は、クラシック音楽のように(豆腐が、壁であると言っているケーキ)あざやかな楽譜だ・線が、数である
「尉鶲柿の木に来て栗の木へ」(668)
やわらかい骨の魚が、エイであると、みみずくのように言っていると思う。鯉が大きな魚で……
「闇汁の最も大きものすくふ」(792)
写真で見た、ワニではない、写真で見たもの。機械であるのかもしれない、アザラシと象であるのか(恐竜)恐竜
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