【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】
バーミング・タイガー「Buriburi」
天気●私の前回が中国(雲南省)だった流れで、東アジア。韓国のバーミング・タイガーというグループの「Buriburi」という曲です。
天気●2017年にソウルで結成。グループ名は、シンガポールの軟膏「タイガーバウム」(最近見なくなりましたね)のアナグラムみたい。
憲武●初めて聴きました。発酵する虎って意味かと思いました。ダイガーバウムもかけているんでしょうか。面白いネーミングです。
天気●で、この曲なんですが、出だしの「Buriburi♪」という聞き覚えのあるリフレーンで、まず聴くほうを乗せていく。最近多いダンス込みで売っていくかたちみたいです。
憲武●たしかにノリやすいです。掴まれますね。
天気●リズムはシンプルで踊りやすい。からんでいくシンセの音がちょっと懐かしくもあり、気持ちがいいです。
憲武●ウネウネとしたベースの音も好みでした。音だけ聴いていると、どこの国の曲か全くわかりません。
天気●今の音楽、というとじじくさいですが、要素が多様なせいか、ルーツがわかりにくい。そこが聴く側には刺激的です。
憲武●曲の長さもちょうどいいです。一時期、やたら長い曲、5分7分当たり前みたいな曲が流行りましたけど、ポップスは3分4分くらいがいいと思います。
天気●それと、アピールの方法というか、届け方が、動画の演出を含めてヴィジュアル込み。「バンド」という枠組みではない。ショウビジネスとしてのポップ音楽もずいぶん変わってきたということを、いまさらながら思いますですよ。
(最終回まで、あと578夜)
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