2026-03-29

【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】大瀧詠一「お花見メレンゲ」

【中嶋憲武×西原天気の音楽千夜一夜】
大瀧詠一「お花見メレンゲ」


天気●今回は時節柄、大瀧詠一「お花見メレンゲ」。『NIAGARA CALENDAR』(1977)の3曲目、すなわち3月の曲です。


天気●大瀧詠一には「恋はメレンゲ」(1975)もあって、このラテン・リズムに関心があったのでしょうね。当時、ラジオとかで本人の口から聞いたような気もしますが、そのあたりのはごっそり記憶から抜けてます。

憲武●音頭とかメレンゲとか、賑やかで陽気が大瀧詠一の本領なのかと。「A LONG VACATION」もいいんですが、やはりこちらの方が落ち着く感じです。

天気●どんなリズムかもよくわかりませんが、とにかく軽やか。卵白を泡立てる、あのメレンゲとスペリングが同じのようで、泡立て器でかき混ぜるようなパーカッションを想像しながら聴いています。

憲武●よく夜のラジオで掛かっていたような記憶があります。なんかこう華やかな雰囲気が広がるんですよね。部屋に。

天気●サビで、「桜咲いたッタ、パッと咲いた♪」「桜散っちゃった、パッと散った♪」の譜割りが妙味です。意味の区切りとは違って、タパット♪ で乗っていく。ここがほんと愉しいです。

憲武●ほんとに、タパットと聞こえます。桜が咲いて、散ったという歌なんですが、まさに上野のお花見って感じです。都内ではそろそろ満開なんでしょうか。

天気●きょうは晴れるみたいですし、桜並木を気持ちよく散歩しようと思います。

(最終回まで、あと570夜)

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