2026-06-07

〔今週号の表紙〕第998号 雲海 西原天気

〔今週号の表紙〕第998号
雲海

西原天気



雲海とは本来、雲が海のように見えることを言うのですが、この日の雲は、海底のようです。

ところで、パイロットは毎日毎日、ちがう雲を眺めているはず。そのたびに美しさに胸を打たれるのか、慣れっこになって無感動なのか、あるいは雲は自分が対処すべき情報のひとつに過ぎないのか。まったくわかりませんし、人によっていろいろなのでしょうけれど、あるときは、ふと、かなしくなったりしないのか。私はこの写真を見ていると、かなしいようなさびしいような気持ちになります、なぜか。撮影したのは旅のはじまりの日だったのに。いな、それだからこそ、なのか。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

0 comments: