ラベル 今週の表紙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 今週の表紙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026-01-25

〔今週号の表紙〕第979号 船溜まり 村田 篠

  〔今週号の表紙〕第979号

船溜まり

村田 篠



キンと澄んだ冬青空が水に映って醸し出す藍色に惹かれました。船溜まりには、昔と今の記憶をつないでいる空気を感じます。初めての場所なのに、郷愁を感じたり。

水のある風景が好きです。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら


2026-01-18

〔今週号の表紙〕第978号 屋根瓦 村田 篠

 〔今週号の表紙〕第978号

屋根瓦

村田 篠



最近、古い建物を見るのが楽しいのですが、地方の古い町並みなどで、前面に模様のある古い丸瓦などを見かけると、つい写真を撮ってしまいます。

瓦とか、格子とか、窓とか、古い住宅に付随している意匠は、その土地の「ある時間」をとどめていて、そこを訪れたものは、眺めることでその時間を感じることができる。だから楽しいのかもしれません。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2025-07-13

〔今週号の表紙〕第951号 日本橋川 村田 篠

 〔今週号の表紙〕

第951号 日本橋川

村田 篠



東京都中央区にある日本橋から日本橋川を眺めた風景です。頭上を走っているのは首都高。ご存じのように、現在の日本橋は、その景観を首都高によって覆われている「がっかり名所」です。

先日、再開発の一環として首都高を地下に移設し、「日本橋」の上に空を取り戻す計画があるというニュースが流れました。私が生きている間に実現するのかどうかわかりませんが、可能なら見てみたいものです。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2025-05-04

〔今週号の表紙〕第941号 坑道 村田 篠

  〔今週号の表紙〕

第941号 坑道

村田 篠


先日、兵庫県北部にある明延鉱山跡の坑道を見学しました。

銅、亜鉛、錫などの鉱脈を持つ鉱山で、ことに錫の採掘量は日本一だったそうです。が、円高で採算が取れなくなり、1987年、いまだ採掘可能な大きな鉱脈を残して閉山しました。

坑道のあちらこちらには、当時の採掘機械や乗り物がそのまま残されていて、ヒンヤリと肌を包む暗闇の中で、近代日本の産業史を静かに伝えています。

ちなみに、この坑道では、昨年放映された『海に眠るダイヤモンド』のロケも行われたそうです。




週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2025-02-16

村田 篠〔今週号の表紙〕第930号 灯り

 〔今週号の表紙〕第930号 灯り

村田 篠




夕暮れの佃大橋の、車の走行が切れた瞬間です。下を流れているのは隅田川、奥に見えているのは勝鬨橋。いろいろな灯りが見えます。未来都市っぽくもあります。

子どもの頃に想像していた未来都市では、『ブレードランナー』のように車が空を飛んでいました。想像は大きくはずれ、まだ地にタイヤがついています。空を飛ぶのは、飛行機と鳥だけでいいかな、と今は思っています。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2025-02-09

西原天気〔今週号の表紙〕第929号 ダットサン

〔今週号の表紙〕第929号 ダットサン

西原天気



ダットサン・トラックは、1935年発売開始。2002年に日本国内向け生産終了。スタイルを変えつつ70年近く続いた、ピックアップ・トラックの代表的車種。

この写真、トラックを撮ろうとしたわけではなく、偶然、写り込んだもの。つい先日、ホンダと日産の合併が破談に終わったというニュース。この車種にもメーカーにも思い入れはないが、なにかの縁で、写真に残ってくれたと思うことにする。



週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2025-01-19

〔今週号の表紙〕第926号 キャベツ畑 村田篠

  〔今週号の表紙〕第926号 キャベツ畑


村田 篠




葉物野菜、ことにキャベツの高騰が、連日ニュースになっています。キャベツはいろんな料理に使いやすいので常備しているのですが、「一玉500円」とかの値札が付いてしまうと、つい買い控えてしまいます。

酷暑のあと秋が短い天候や、さまざまな物価の高騰が影響しているそうですが、春キャベツが出回るころには解消していてほしい、と切に思います。

房総のキャベツ畑で元気に育っていた写真のキャベツは、もう市場に出回っているかなあ。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2025-01-12

〔今週号の表紙〕第925号 踏切 村田篠

 〔今週号の表紙〕第925号 踏切


村田 篠



踏切です。右手に見えているのは、キャベツ畑です。何ということもないのですが、踏切を見かけると、渡る前につい写真を撮ってしまいます。

都会には「開かずの踏切」というのがありますが、この踏切は、たぶんほぼ開いています。なので、たまに鳴る踏切の音が時計代わりになったりするんですよね。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-11-17

西原天気〔今週号の表紙〕第917号 対岸

〔今週号の表紙〕第917号 対岸

西原天気



海のはるか向こうに陸が広がる風景は、このあたりだと東京湾。東京湾をはさんで房総半島と東京あるいは神奈川が向かい合う。

どこにでもある風景ではないもの、例えば、コンビナートが見えると、しばらく眺めてしまう。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-11-10

村田 篠〔今週号の表紙〕第916号 高架下

〔今週号の表紙〕第916号 高架下


村田 篠




開店直後、賑わい始める前の高架下。夕方のネオンサインは、少し寂しそうに見えます。

最近、おしゃれでモダンな高架下が増え、庶民的な飲み屋街は姿を消しつつあります。「昭和」ははるか彼方です。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-11-03

村田 篠〔今週号の表紙〕第915号 朝の宿場

 〔今週号の表紙〕第915号 朝の宿場


村田 篠




帰省した姫路を散歩しているときに「西国街道」の一部を見つけて以来、街道と宿場を歩くのが趣味になりました。とくになんということのない街並みでも、眺めるだけでワクワクしてきます。

まだほんのわずかしか足を運んでいませんが、「旧街道」と呼ばれるところは全国にありますので、行き先に不自由することのないのがいいところです。

長野県の奈良井宿は、江戸末期の宿場の街並みがきれいに保存されているところですが、周囲をすっぽりと山に囲まれている風情が、中山道の山深さを物語っています。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-07-28

西原天気〔今週号の表紙〕第901号 夏休み

〔今週号の表紙〕第901号 夏休み


西原天気


夏休みと夏季休暇。前者は十代の事柄、後者は労働者のもの。根拠のない区別ですが、そんな気がします。

夏休みの思い出は、具体的なものはほとんどなくて、ただ、砂のまぶしさとか(関西は関東ローム層と違い、砂が白い)、匂いとか、そういう、ふわっとした、ある意味、詩的な?

7月の終わりは、まだまだ夏休みの日数がたくさん残っているうれしさもあって、ひょっとしたら、一年でいちばん好きな季節だった(過去形)かもしれません。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-07-21

村田 篠〔今週号の表紙〕第900号 石榴

 〔今週号の表紙〕第900号 石榴

村田 篠


都心に住んでいると、日常の中で自然のいろいろな植物に出会う機会が少ないので、ご近所や出先で見かけた植物が、しばしば記憶にインプットされます。

たしかあの角にはマンサクの木があったな。5月頃あの公園に行くと、珍しいキングサリの花が開花しているんだよな。職場の斜交いに1本だけ桜の木があったな。そろそろあのお宅の庭先の蝋梅が開花していそうだな、というふうに。

この石榴もそうです。まだ時期が早く、熟していませんが、雨に濡れている姿が涼しげでほっとします。そこにいけば毎年石榴に会えるという「安心感」のようなものが、自然の少ない暮らしの「渇き」を癒やしてくれています。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-04-14

村田篠〔今週号の表紙〕第886号 花どきの城

〔今週号の表紙〕第886号 花どきの城

村田 篠



先日帰省したら、姫路城の桜が満開でしたので、思わず写真を撮りました。

城と桜の組み合わせは定番で面白みはないのですが、この風景をリアルタイムで目撃したという記録です。街中の風景はどんどん変わって行きますが、濠に橋が架かっているこのアングルからの風景は60年前とほとんど変わっておらず、子どもの頃からの記憶が堆積するばかりで、更新されないまま今に至っている希少なスポットです。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-03-10

村田篠〔今週号の表紙〕第881号 港の猫

 〔今週号の表紙〕第881号 港の猫

村田 篠


とある港の一角。釣り人が姿を現すと、どこからともなく猫がわらわらと集まってきて、獲物が投げ与えられるのをじっと待っています。

が、中にはそこへ近づかず、港のへりに香箱を組んで、孤高のときを過ごす猫もいます。何を考えているのか、何も考えていないのか。

どちらにしても魅力的であることに変わりはありません。美しいフォルムに惚れ惚れして、思わずスマホを向けました。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-02-11

村田篠〔今週号の表紙〕第877号 小さな運河 

 〔今週号の表紙〕第877号 小さな運河

村田 篠


川のある街は、その先が海に繋がっている(に違いない)という開放感があって好きです。

じつは、この川は大きな川と川を結んでいる「運河」で、直接海に出るわけではありません。それでも、川の流れがあることで、街の風景は、どことなく開けた明るい感じになります。

そこだけを見ていると、ちょっと異国のようにも思えるのが、不思議です。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2024-02-04

村田篠〔今週号の表紙〕第876号 望楼

〔今週号の表紙〕第876号 望楼

村田 篠


古い漁港街で見かけた邸宅です。建築は大正年間。
3階の望楼から見える景色を見たかったのですが、内部公開されていない日で、残念ながら見学できませんでした。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2023-12-31

村田篠 〔今週号の表紙〕第871号 フレーム

〔今週号の表紙〕第871号 フレーム

村田 篠


線路が集まってくる場所には、線路と架線と電車しかない、金属特有の寒々しさがあります。

けれども、歩道橋に張ってあった金網の網の目から覗くと、風景が閉じ込められ、遠景のビルや空が目に入ってきて、ほんの少しですが、空気が変わります。

フレームって不思議ですね。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2023-12-10

村田篠〔今週号の表紙〕第868号 諏訪湖の落日

〔今週号の表紙〕

第868号 諏訪湖の落日

村田 篠


知らない街を歩いていて、気がつくと水辺を探していることがよくあります。ことに湖や川は、その土地の目印として、道に迷ってもとりあえずそこに戻れば大丈夫、みたいなところがあるかもしれません。

諏訪を訪問したこの日も、諏訪湖の方角をいつも気にしながら歩いていました。夕暮れには湖畔に出て、日没を眺めました。湖の傍らにいることで、初めての街でもなんとなく安心できていたことが、不思議でもあり、可笑しくもあり。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら

2023-12-03

村田 篠〔今週号の表紙〕 第867号 車輪

〔今週号の表紙〕

第867号 車輪

村田 篠


先日、木曽の宿場町で見かけた景色です。街並み保存された宿場町の表通りは明治時代の景観を楽しむことができますが、いったん脇道から裏へ回ると生活圏が現れ、ふつうの山あいの田舎になります。

でも、そこに車輪が置いてあると、現実から少し浮いているような気分になるのはどうしてでしょうか。生活圏にもあわあわと「宿場」の時間が入り込んでいるのかもしれない、と感じるひとときです。


週刊俳句ではトップ写真を募集しています。詳細は≫こちら