2011-02-20

第120号~第129号より 五十嵐秀彦さんのオススメ記事

第120号~第129号より
五十嵐秀彦さんのオススメ記事


猫髭 ルイ14世のように 『俳句』昭和34年5月号 高浜虚子追悼号 ≫読む
 第120号 2009年8月9日

昭和34年。虚子の死が当時の俳壇に与えた衝撃の大きさを『俳句』の追悼号から再現し、ホトトギスにおける「雑詠選集」の意味、そして「選は創作なり」を虚子自身がどうとらえていたかを考察。そこから驚くべき事実が。俳句の真の作者は誰か、それを考えさせられる論考。


三宅やよい 居心地の悪い身体 柴田千晶句集『赤き毛皮』 ≫読む
 第129号 2009年10月11日

性をテーマとした俳句を作る柴田千晶の世界を、その先駆者である鈴木しづ子から解き明かしてゆく。「口当たりのいい身体感覚では表しきれない生と性との断絶」「着ぐるみを着せられているように居心地の悪い身体」 性表現は俳句の突破口となるのだろうか。関連で第196号の神野紗希「木曜日と冷蔵庫 俳句にまつわる女性性の問題」も必読。



≫既刊号の目次 121-140

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