週俳2015年1月のオススメ記事
読み書きの堆積
西原天気
越年となったシリーズ【2014角川俳句賞 落選展を読む】(依光陽子)の最終回「5.書き続けるしかない」は第405号。
全て、未知なる俳句に出会たいという我儘な欲求と、何よりも生涯不変の俳句愛に拠るものである。そぐわない事を書いたかもしれないが、そこは読者や作者の寛大さに委ねどうかご容赦頂きたい。当初の予想通り、書いた内容は全て私自身に跳ね返って来ており、妥協せず作句することはますます困難になりそうである。しかし書き続けるしかないのだ。(依光陽子)バックナンバーを並べておくと、
≫0. 書かずにはいられなかった長すぎる前置き
≫1. ノーベル賞の裏側で
≫2. 何を書きたいか
≫3.みんなおなじで、みんないい?
また、じつに10回を重ねたシリーズ【鴇田智哉をよむ】(小津夜景)の第7回「息する影」も。
書かれたものが読まれ、書かれ、そしてまた読まれ……。〈書く〉ことの企てと〈読む〉ことは、たがいに他方(のみ)によって支えられているのかもしれません。
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