【週俳600号に寄せて】
またときどき
小澤實
週俳600号おめでとうございます。熱心な読者でなく申し訳ないのですが、600というかりそめならぬ数を重ねて来られたことに敬意を表します。
印象に残っているのは、「結社・同人誌競詠」第1回目の「「澤」vs.「街」」。今井聖さんと対戦するというので、一生懸命作った記憶があります(≫こちら)。2016-09-04の上田信治さんの「ごあいさつ(と、いきさつ)」を読み直してみたら、なんとぼくが発案したことになっているじゃありませんか。単に結社の作品を並べても、結社誌と同じでつまらない。ネットでなければできないことをしたい、と思ったからです。その後、「結社・同人誌競詠」はあったんでしょうか。また、強力などちらかと、今度は審査員を立てて、対戦してみたいです。
また、いつかご提案の「澤」の林雅樹さんとの対談、立ち消えになって、残念でした。なかなか話ができないので、いつか機会があったら、お願いします。ふたりとも照れてしまって、対談にならないかもしれませんが。
角川賞「落選展」、もやもやするものがありましたが、2009-04-12での上田信治さんのご弁明をあらためて拝見して、すこしすっきりしました。さまざまな考え方があることが大事に思えてきました。
未来の俳句を考える際に、ネットにおける俳句について考えていかないといけないはずです。当然のことながら、大きな可能性があると思います。あるいは、平成の俳句を振り返ってみる際にも、すでにネットという場は忘れてはいけない存在になっていましょう。その芯のひとつに週刊俳句があるのだと思います。また、ときどき覗いてみます。
2018-10-21
【週俳600号に寄せて】またときどき 小澤實
Posted by wh at 0:04
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