【週俳600号に寄せて】
あなたがいなければ
なかはられいこ
前略、週刊俳句さま。
あなたに初めてお会いしたのは2007年8月12日号の「柳×俳 7×7」という企画でした。
と、年月日や号数まですらすらと言えるのは、アーカイブっちゃらいう、たいそう便利なもののおかげなのですが、それはいま置いといて。
作品のご依頼がきた瞬間から、UPされるまでどれだけドキドキしたことか、思い出すだけで鳥肌がたってくるほどです。
あれから11年が過ぎたのですね。気がとおくなります。
でも週刊俳句さま、あなたがいなければ、わたしにとって俳句はいまだにこわいもののままでした。季語、こわい。切れ字、こわい。そして、権威、とてもこわい。
それが、週刊俳句さま、あなたときたら。
「俳句でも川柳でもすてきなものはすてき。上も下もあらへん。どっちでもええやん」的態度でぐんぐんわたしのこころになかに入ってこられたのです。(なぜ関西弁なのかは不明)
だから、ほんとうによかったなあと思います。
俳句があって、川柳があって、週刊俳句があって。
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。 草々
2018-10-21
【週俳600号に寄せて】あなたがいなければ なかはられいこ
Posted by wh at 0:04
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