中嶋憲武✕西原天気の音楽千夜一夜
打首獄門同好会「布団の中から出たくない」
打首獄門同好会「布団の中から出たくない」
天気●「ふとんの国」に住みたいんですよ。
憲武●なるほど。一理あります。
天気●国って言っても、住民は私ひとりですけどね。
天気●国って言っても、住民は私ひとりですけどね。
天気●どんなバンドか知らないけれど、バンド名は最高の部類。「同好会」って部分はやりすぎっぽいにしても。
憲武●インパクトはあります。
天気●レゲエとストレートなハードロック? っていうの? デスメタル? そのへんはよくわかりせんが、ともかく、ふとんの中の快適や平穏をレゲエで、外の寒さをおどろおどろしいシャウトで対照させた点、「なんか、こんなの、ないぞ」的にユニークだし、とても素敵な楽曲です。
憲武●はい。素直に共感できる世界です。このバンド、知らなかったんですが、公式サイトを見てみると、2004年結成、女性二人男性一人の三人バンドですね。「生活密着型ラウドロック」を標榜している様子です。「生活密着型」と言ってることで、すでにロックではないという気もしますが。
天気●それにしても「ふとんの中にすべてあればいいのに♪」って、実感です。とくにトイレとか。
憲武●はい。布団から出てトイレというルートは難関です。真冬に。布団の中にあって欲しい。
天気●「ふとんの中から出てエラい♪」ってとこ、大好きです。ほんと、褒めてほしい。
(最終回まで、あと923夜)
(次回は中嶋憲武の推薦曲)
(次回は中嶋憲武の推薦曲)
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