〔今週号の表紙〕第725号 電話
西原天気従来型の携帯電話、いわゆるガラケー(語源のガラパゴス化した携帯電話って、ちょっと凄い言い方ですよね)がもうすぐ使えなくなるとかで、このところさかんに切り替え・乗り換えの販促メール・販促電話が届きます。こだわりはないので、時機を見て、買い換えるつもりです。
で、ちょっと閑な話で恐縮なのですが、電話の個人史。
子供の頃はもちろん家に電話が1台。親に聞かれたくないときは近くの公衆電話まで十円玉を握って出かけました。
進学して一人暮らしになったときは大家さんに取り次いでもらっていて、これがまあ、なかなかに不便。そのうち個人の電話を引きましが、このとき払った権利金みたいなもの(結構な金額でした)はどうなったのか? どこに消えたのか? 納得の行かない人、多いのではないでしょうか。もっとも、現在もこのときの番号、最初に契約した番号を使っているので(めずらしいことですよね、引っ越しとかあっても、同じ圏内で動いていたわけです)、権利金はどこかで眠り続けているのかもしれない。
携帯電話は、仕事で持たされたのが最初。肩掛けバッグか弁当箱みたいだったっていうほど古い時期ではなかったけど、羊羹くらいの大きさ・重さはあった。待ち合わせではぐれることもなくなるなど、携帯電話とは便利なものでしたが、活用しきったかというと、そうでもない。
それから長いこと、携帯電話にはお世話になって、ガラパゴス化と揶揄されてのちも、保持し続けたわけです。
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