後記 ◆ 村田 篠
あっという間に1月が往って、2月です。年末にはリアル句会や吟行に出かけていたのに、またもやマンボウが出て、私の参加している句会はネットに逆戻りしてしまいました。春とともに落ち着いた日々が戻ってくれるといいのですが。
俳句誌『里』で初出、本誌にも連載していた、「週刊俳句」の中の人、上田信治さんのエッセイ集『成分表』(素粒社)が刊行されました。マヨネーズの絵が表紙の黄色い本です。身辺のものごとに接するときの信治さんの感じ方が私には新鮮で、こんなふうに言語化されるのか、と毎回驚きを感じながら愛読していました。ただいま書店やネットで発売中です。
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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。
no.772/2022-2-6 profile
■工藤 吹 くどう・ふき
2001年生。「むじな」に参加。
■対中いずみ たいなか・いずみ
1956年生まれ。田中裕明に師事。第20回俳句研究賞受賞。句集に『冬菫』『巣箱』『水瓶』(第68回滋賀文学祭文芸出版賞、第7回星野立子賞)。「静かな場所」代表、「秋草」会員。
1956年生まれ。田中裕明に師事。第20回俳句研究賞受賞。句集に『冬菫』『巣箱』『水瓶』(第68回滋賀文学祭文芸出版賞、第7回星野立子賞)。「静かな場所」代表、「秋草」会員。
■青木ともじ あおき・ともじ
1994年千葉県生まれ。「群青」所属。
■川島由紀子 かわしま・ゆきこ
1952年生まれ。句集『スモークツリー』(2010年)、『阿波野青畝への旅』(2019年)。船団の会の会員(2004年から2020年の終焉まで)。現在、大阪俳句史研究会会員、「びわこ句会」代表、「びわこ句会 川島由紀子の俳句ライフブログ」。
■小久保佳世子 こくぼ・かよこ
「街」同人。句集『アングル』(2010年/金雀枝舎)。
「街」同人。句集『アングル』(2010年/金雀枝舎)。
■瀬戸正洋 せと・せいよう
1954年生まれ。れもん二十歳代俳句研究会に途中参加。春燈「第三次桃青会」結成に参加。月刊俳句同人誌「里」創刊に参加。2014年『俳句と雑文B』、2016年句集『へらへらと生まれ胃薬風邪薬』、2020年句集『亀の失踪』刊。
■谷口慎也 たにぐち・しんや
1946年、福岡県大牟田市生まれ。20~30歳ころまで、俳句・川柳・短歌・詩の雑誌に同時参加し実作を重ねる。それ以降俳句に焦点を絞り、幾つかの句誌を経て、平成元年に『連衆』誌創刊、現在に到る。句集に『谷口慎也句集』『残像忌』『俳諧ぶるーす』。評論集に『虚構の現実―西川徹郎論』『俳句の魅力―阿部青鞋選集』(共著)。師事する俳人は特になし。賞罰ともに多少。
■拓植史子 つげ・ふみこ
昭和27年横浜市生まれ。同人誌「ふう」同人。第六十回角川俳句賞受賞。句集「レノンの忌」「雨の梯子」
■湊圭伍 みなと・けいご
松山在住。「川柳スパイラル」「せんりゅうぐるーぷGOKEN」「Lyric Jungle」同人。句集『そら耳のつづきを』(書肆侃侃房)。『はじめまして現代川柳』(小池正博編著、書肆侃侃房)に入集。海馬万句合・海馬川柳句会主催。
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
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