2022-10-23

後記+プロフィール809

  後記 ◆ 福田若之

 
酔っぱらって帰ると、住み慣れた家を他人のものみたいに感じることがあります。自分がこの家の鍵を持っていること、それどころか、この家を知っていること、この家に行きつく道を知っていることに、不合理な違和感を覚えるというか。あれは、いったいどういうことなんだろう。

それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.809/2022-10-23 profile
 
■竹岡一郎 たけおか・いちろう
昭和38年8月生まれ。「鷹」月光集同人。句集『蜂の巣マシンガン』(2011年、ふらんす堂)、『ふるさとのはつこひ』(2015年、ふらんす堂) 、『けものの苗』(2018年、ふらんす堂)。
 
■宮本佳世乃 みやもと・かよの
1974年生まれ。「炎環」「豆の木」「オルガン」に所属。第35回現代俳句新人賞。句集に2012年『鳥飛ぶ仕組み』、2019年『三〇一号室』。
 
■岡村知昭 おかむら・ともあき
1973年滋賀県生まれ。「豈」「狼」「蛮」所属。
句集『然るべく』(草原詩社)、共著『俳コレ』(邑書林)。
 
■中嶋憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」。2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」。2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年、第0句集「祝日たちのために」(港の人)。山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
https://toremoro.sakura.ne.jp

■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

福田若之 ふくだ・わかゆき
1991年東京生まれ。「群青」、「オルガン」に参加。第1句集、『自生地』(東京四季出版、2017年)にて第6回与謝蕪村賞新人賞受賞。第2句集、『二つ折りにされた二枚の紙と二つの留め金からなる一冊の蝶』(私家版、2017年)。

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