〔今週号の表紙〕第814号
枕木
西原天気
枕木の断面がほぼ正方形であることを知らなかった(というより、考えたことがなかった)ので、実際に見たときは、新鮮が半分、「そりゃそうだ」が半分。線路に敷かれているとき、見えているのは、上辺の一面だけ。ほとんどは地面に埋まりながらレールを支えています。
色、重厚に黒いのは、防腐処理の結果なのでしょうか。経年が醸し出す味わいもありそうです。
役割を終えた枕木を眺めつつ、東へ西へ南へ北へと延びていく鉄路に思いを馳せると、鉄道ファンでなくとも、ちょっと胸が高鳴ったりします。
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