2023-05-28

小笠原鳥類 昆布

昆布

小笠原鳥類


飯田龍太・中村汀女監修『カラー版・俳句歳時記 四季の鳥』(世界文化社、1980)から。数字はページ、〔 〕はルビ

「頂をひばりが越ゆる山まろし 原コウ子」18
ハーモニカ(とテニスの人)が、横にあるシーラカンス(金属)

「たそがれの嘴〔くち〕拭く岩や川烏 山村政子」30
コーラスというものが、ゼリーとウニであるヒトデ

「あかつきの花びらを喰ふ鷽の群 石原八束」33
このようなカモメが、タラの写真である。部屋はキツツキだろう

「さびしさは鷭鳴く沼の遠明り 相原もと」44
これはペンキなので、緑色のネッシーは犬と恐竜ではないハゼ

「岩ひばり鳴く静けさに橇〔そり〕組めり 中村信一」58
イワシだと思ってトビウオ。そのアメーバ

「星鴉啼くや透きゆく森の奥 新家敦子」74
カエルをガラスが、見ているだろう棚で踊るドーナツ(まるい)

「連雀や手漉〔すき〕紙干す明るさに 高橋伸張子」88
昆布

「松毬〔まつかさ〕に遊び楽しき交嘴鳥〔いすか〕かな 関根黄鶴亭」105
マシュマロにドロドロが入っているスープだと、塩を思っているカササギ。

「押入の少しあきゐて夜鴨鳴く 田中巻子」117
ドアが虫である(絵の具を塗っていたハト)、金属と来るペリカン

「鶴帰る冷たき雲を呼び集め 五所平之助」122
ワニをテレビとテーブルで見ていた。その上のボール(バレーボール)

「鳴きのぼる磯鵯や崖青む 橋本記縫恵」138
シャチ(パンダのような)が、イソギンチャクを食べる(青い)透明人間

「小鳥来る買ひ得し古書を胸に抱く 木村嵐」148
イグアナを、いつまでもヒジキ(ホンダワラ科)とイルカのように

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