2025-02-02

後記+プロフィール928

 後記 ◆ 福田若之

 
はじまりの季節とされる「はる」の綴りが、しかし「をはる」すなわち「終わる」に通じることを思う。ハナニアラシノタトヘモアルゾ、ではないけれど。
 
一方で、「さよならだけが 人生ならば/また来る春は 何だろう」とは、寺山修司の言。
 
それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


no.928/2025-2-2 profile

■八上桐子 やがみ・きりこ
1961年生まれ。時実新子に師事。無所属。句集『hibi』(2018年1月/港の人)。
 
■小林すみれ こばやし・すみれ
1955年東京生まれ。2006年、「椋」入会、石田郷子に師事。2011年、第二回「椋年間賞」受賞。2015年、第一句集『星のなまへ』上梓。現在「椋」会員、俳人協会会員。
 
■田中目八 たなか・もくはち
1978~。「奎」同人。西成の人。単家。パートタイム労働者。即興演奏。
 
浅川芳直 あさかわ・よしなお
1992年生まれ。「駒草」同人、「むじな」発行人。句集『夜景の奥』(東京四季出版、2023)。
 
■叶裕 かのう・ゆたか 
1965年東京都足立区生まれ。「里俳句会」「塵風」「屍派」所属。写真家。

■中島憲武 なかじま・のりたけ
1960年生まれ。「炎環」「豆の木」2013年週俳eブックス「日曜のサンデー」2018年 第四回攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。2019年 第0句集「祝日たちのために(港の人)」山岸由佳とのコラボレーションによるwebサイト「とれもろ」
https://toremoro.sakura.ne.jp

■西原天気 さいばら・てんき
1955年生まれ。句集に『人名句集チャーリーさん』(2005年・私家版)、『けむり』(2011年10月・西田書店)。笠井亞子と『はがきハイク』を不定期刊行。ブログ「俳句的日常」 twitter

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