2025-07-13

「北の文学」について 小笠原鳥類

「北の文学」について

小笠原鳥類


「北の文学」第90号(岩手日報社、2025年7月)が、できました。表紙で「岩手の総合文芸誌~新人作家の発掘・育成~」と言っています。

この号に収録されている、朝比奈信次「あんずの〈アコーディオン〉」(188~225ページ)は、「小説」であるそうです。私は、あまり小説だ詩だ短歌だ俳句だ川柳だエッセイだ評論だ図鑑だ科学論文だと分けないで読むのですが。いいものは、みんな詩。

朝比奈さんが、小笠原鳥類が書いた言葉を、いくつか引用していて、題名と、どの本・雑誌・ブログにあったか、ということも書いています(「引用作品および参考文献」224~225ページ)。ありがとうございます。

「週刊俳句」第920号(2024年12月8日)に書いた文章「「まいたけてんぷら」など」からの引用も、ありました。佐藤文香詩集『メッキを剝ぐと稲妻は腐る』(走鳥堂、2024)を読んで書いた文章でした。

朝比奈さんは、私の文章から、「」の中の佐藤さんの言葉は引用していないです(題名にあった「まいたけてんぷら」だけは例外)。念のため。少し、朝比奈さんの言葉を引用すると

「テーブルと、バウムクーヘンのような円形のイラストが紙の余白にあり、タラのような魚やシーラカンスらしい絵もあった。」218ページ

よろしくおねがいいたします。

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